特集「文庫解説の知られざる世界」
「最近のまとめ」とタイトルをつけているものの、前の記事が1年前で最近とはいったいという感じ。
その1年のなかでいちばん印象に残っているのが、藤田香織さんが幻冬舎plusに書いた記事。『四十回のまばたき』の解説を依頼されて書いたけれど、著者からはダメ出しにあったと。その中身が、重松さんはこういう意識で解説を書いているんだなあとうかがいしれて、私には興味深いものだった。
https://www.gentosha.jp/article/20653/
藤原和博さんと対談
「おかえり」「ただいま」「さよなら」をぼくは繰り返し書いてきているーー作家・重松清さんに訊く60歳以降の長い長い”収穫期”
動画は45分あって話題も様々なんだけど、藤原さんが昔のことをよく覚えてらっしゃるなあというのが全体の感想。
個人的に面白かったのは19分14秒ぐらいからのやりとり。
重松「ぼく、お盆が好きなの」
藤原「それはちょっとさだまさしにも通じるところが……」
文庫解説
川端康成『伊豆の踊子』(新潮文庫)の新装版(2022/7)に新解説を書いている。
文庫解説
北川樹『ホームドアから離れてください』(幻冬舎文庫)に解説を書いている。