浦野真彦著『1手詰ハンドブック』(日本将棋連盟発行・マイナビ販売、2009/11)

1手詰の詰将棋・計300問。3時間かからない程度で解き終えた。1問約30秒?
ちなみに誤答は5つ*1。あわてたにせよ、間違えるということはやる意味があったのだろう。以下、感想を箇条書きで。
・開き王手の感覚がわかった。実戦ではやろうにも、状況が整わないからね。つかんだコツとしては、どかす駒をなるべく利きの多いところへもっていくと。当たり前の話だが。
・開き王手の読みが「あき」だと知る(p.80にルビがついている)。これまで「あき」か「ひらき」かわからなかった。
・(受け方が)駒を取って逃げるのを防ぐ詰めが多かった。だから、攻め方の駒にヒモがついてるかを確認するようになった。これは大事なことだよな。実戦でも詰ましたはずが、実は大駒がタダで大逆転みたいなケースがある。
・あとがきはいい話だなと思った。初歩を覚えた子どもたちに1手詰をやってもらうと、実に楽しそうに考えてくれる、と。
・奥付に「2013年4月5日初版第7刷発行」とある。ハンドブックシリーズは、浅川書房から順次、新版として刊行されているが、本書の場合は重版が最近。したがって、今後も浅川書房には移行しないのかな。
【筆者の現在の棋力】将棋倶楽部24:14級(最高R348、現R172)、将棋ウォーズ:2級(10分・3分とも)

*1:No.104、111、128、197、256。