これで3冊目。売れなければ続編は出ないわけで、めでたいことだ。
そういえば2冊目の記憶がない。それもそのはず。買ったのに読んでなかった……。またいつか。
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今作は写真中心なので、読みどころは少ない。そのなかで3つほど、興味深いところを。
まずは10/1のマリーンズ戦のあと。角中を首位打者に立たせてしまった松永から、「絶対次は抑えます」といわれたそうだ(p.17)。謝罪ではなくポジティブなのがいい。
2つめは、イースタンの試合で試しにヘルメットを叩きつけてみたことがあるという話(p.45)。そしたら当時2軍投手コーチだった松沼雅之に諭されたそう。以前から思うのだが、投手コーチであれ自軍選手の攻撃中も試合は見ていてほしい。そこでトイレとかいっちゃうと、そのぶん情報を逃しちゃうし、こういう指導もできない。
あとは通算100死球が史上17人目の記録だということ(p.25ほか)。NPBのサイトに通算ランキングが出ている。多いほうではあるものの、ずば抜けてるわけでもないか。それにしてもラロッカ……。
http://bis.npb.or.jp/history/ltb_hp.html
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(p.66)千葉功の文章に「福岡ソフトバンクのカブレラは29打数6安打の.207で閉幕を待たずに引退している」とあるが、今月もベネズエラでプレー中。