サイン会

集合時間すこし前にエレベーターへ乗る。そして会場の9Fへいったわけだが、列は階段にできていて、結局6Fまで降りることになる。
そのとき客層を見てみると、ちらほら子どもがいるのが印象的だった。日能研のバッグしょってる子もいた。彼らは勉強をきっかけに重松清を読み始めたんだろうか。
順番はおよそ1時間回ってきた。部屋のなかでやっているので、前の10人ぐらいは様子をのぞける。写真可で、撮影係は新潮社のオバはん。自分の見たところ、サインをする重松清はえらくご機嫌そうだなと感じた。
それでサインもらって、お礼をいって、終わり――ではなかった。オバはんがプレゼントのしおり3色あるから選べと。優柔不断だから、真剣に悩んじゃうんだよな、こういうの。

en-taxi』vol.33

小説「また次の春へ」を書いている。サイン会の前に立ち読みで全部よんでしまったが、手元に置いておきたいとは思わなかったな。