熱海遠足


このご時勢に、不謹慎にも秘宝館なんて行って、ついでに温泉へつかろうかなというのが当初の計画。
秘宝館のサイトによると、きょうの営業は午前中だけとあった。でも、停電中止になったからどうだろうと電話。「通常営業」とのことだった。
秘宝館へはアタミロープウェイ*1を使う。山頂駅の建物がそのまま秘宝館だ。
このロープウェイは駅から2kmほどのところにある。しかし細かい地図がなくて迷ってしまった。それでどうなったかというと、自分の足で山の上に到着。ようやくお目当ての秘宝館へ――いっていればよかったのだが、それとは別の熱海城という建物が目に入った。説明を読んでみると、こっちも楽しそうだ。予定変更。

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料金は900円だった。てっぺん(6F)が展望フロア。よくあるパターンだと、一番上には記念メダルの機械が設置されているのだが、見当たらなかった。それで何があるかというとワニワニパニック。あるいは熱海城プリ。後者は城の主張かもしれないな。「もうメダルの時代じゃないだろう」と。
4Fはなぞなぞ的なクイズコーナー。指定された6問の答えを用紙に記入し、全問正解だったら缶バッジをプレゼント。考えてみたが2問しかわからなかった。そうして時間が過ぎていく。
B1Fは浮世絵秘画館とゲームコーナー。前者は18禁で、春画がわんさか展示されている。性器と陰毛の描き込みにかける、先人たちの思い入れがすごいこと……。
ゲームのほうは、ひとむかし前のアーケード機が全部無料。ざっとタイトルを書いておくと、レース系が「デイトナUSA」「セガラリー」「ハーレーダビッドソン&L.A.ライダーズ」、その他「ビートマニア」「ザ・警察官 新宿24時」*2「パワーショベルに乗ろう!!」「テトリス」等々。
人がまったくいなかったので、思う存分やり放題。900円払ってゲームしにくるという考え方もありだな、これは。
とまあ、そんなふうに遊んで、つかの間の気分転換にはなった。いや、温泉の時間がなくなるほど遊びほうけたから、つかの間ではないな。
温泉は風祭にいこうと思っていた。秘宝館も含めてまたの機会に。

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帰りはロープウェイを使った。上述のように山頂駅は秘宝館の建物と共通。入口のところに、芸能人のサインがいくつも飾られていた。目をひいたのは、浜ちゃんのやつ(イラスト入り)。

*1:「アタミ」がカタカナで個性的。

*2:http://www.konami.jp/am/police/