単なる雑記

きょう未明の「NONFIX」は「それでも私は産みたい」(ナレーション:向井亜紀)。不妊症治療に臨む女性ふたりの姿。
とりあえずのハッピー風なエンドだったが、さまざま考えさせられた。一番は資金のこと。片方の女性は、900万あった貯金が治療とともに40万ぐらいまで減ったそうだ。保険がきかない現状だと、お金がなければチャンスもないのだなと、世の不条理を思った。
あとは夫とのすれ違い。どちらの旦那さんも、治療するしないにはこだわりがなく、奥さんが決めた道に従うというスタンスに見えた。やはりそういう立場を取らざるをえないのだろう。実際に産むのが女性なのだから。それに旦那さんが子どもをほしいといった場合、奥さんで無理なら離婚という選択肢も出てきてしまう。それはきつい。
もうひとつは、世の風潮。女性の子どもがほしいという願いはもちろん尊重されるべきものだが、子どもがいなくても生きやすくあってほしいなと思う。
http://www.fujitv.co.jp/nonfix/library/2011/606.html