『ヒナゴン』先行プレミア上映&舞台挨拶

きょう、渋谷のシアターイメージフォーラムにて。12:00からと、14:30からの2回上映。
舞台挨拶は、1回目の後と、2回目の前にあり、私は1回目を見てきた。121分ということだけど、まったく飽きず、ときに笑いもあって、ほのぼのとしたいい映画だったと思う。ぜひ親子でみてほしい。
映画がおわると、マスコミの人たちがわーっと入ってきて、あらかじめ空けてあった最前列と、後方の席に陣取る。
彼らの準備を5分ぐらい待って、司会の女性が登場。一般の人の撮影はご遠慮くださいなど注意の後、井川遥さんと伊原剛志を紹介。こちらから見て左から、司会、井川さん、伊原さんの並び。
説明し忘れていたけど、ここはミニシアターなので、座席数がとても少ない(http://www.imageforum.co.jp/theater/のシアター2参照)。
最初に、司会が井川さんに何か質問したんだけど、「(カメラマンたちとの距離が)ちかいですねえ」とまず一言。
井川さんの発言中では、

オール讀物』での連載が始まる前に、重松さんの仕事場を訪ねて、2時間ほど話をした。その中で、生い立ちだとか、井川さん自身についていろいろと聞かれ、また重松さんに相談に乗ってもらうみたいなこともあって、それが連載の中で、(彼女が演じる)信子に反映されていったのかな

というのが興味深かった。
伊原さんは、矢沢永吉の大ファンってところだけは、役と同じで、矢沢さんのDVDもほとんどというか、全部持っているとのこと。井川さんから、「(劇中で着た?)白いスーツ、大阪まで買いにいってましたよね」と茶茶が入り、そのスーツを入手するまでの話を披露する。用意されていたスーツが「これは違うんじゃないか」と思って、わざわざ買いにいったそうなので、これから見るかたは、注目してみてください。
あとは、劇中で矢沢永吉の『成りあがり』から言葉を引用し、その引用部分を「65ページ!」というふうに指摘する場面が何回かあるのだが、これは伊原さんのアドリブで、監督も気に入ってくれたという。これは私も見ていていいなと思った。
だいたい7、8分話したところで、司会が「スペシャルゲストを呼んでいる」。え、誰だろ。監督だったら、スペシャルっていうほどでもないよな(失礼な)、と思っていたら、なんとヒナゴンが登場。2人と1匹(?)での写真撮影に。
こういうときって、マスコミ向けに「視線センターお願いします」なんていったりして、客が退屈したりするのが常だけど、きょうは司会がヒナゴンにポーズを要求したりしていて、とっても楽しい。そのうち、伊原さんが、ヒナゴンの中に入っているのは渡邊孝好監督だと暴露。
ヒナゴンが手を上げて、力持ちそうな姿勢をとると、司会が「ヒナゴンいいですねえ。でも反対側の手をあげてくれると、(井川さんの顔が隠れないで)もっといい」とツッコミを入れるなど、本当に愉快だった。

PHP』8月号

(情報出所:ヤフー掲示板)特集「ここち好い人間関係を築くヒント」に、「失敗を繰り返せばいいんです」という文章を書いている。

子どものこと話そう

外出編4回目。