喫煙室 第20集 くつろぎの時間』(文藝春秋企画出版部、2007/11)

週刊文春』の連載をまとめた本。ひとつまえの19冊目から市販されるようになった(それ以前は非売品)。
220ページ超にもかかわらず値段は500円。おそらくプロモーションが目的で、儲けは頭にないのだろう。

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気になったところをひとつ。平野文「朝からサクサク」(p.177-178)より。

HBといわれたら私ならすぐに鉛筆を連想してしまう。が、昨今のHBとは「ホームベーカリー」の略。つまり自動パン焼き器のことを指すようだ。

同名のミニコミ、1号・2号ではその名の出自が語られていない。このことを知って、homeでbakeという意味もこめられているのかなと思った。
あともうひとつ。島本理生が吸うとは意外だった。
以下、執筆者名を抜粋(収録順)。
浅田次郎(特別寄稿)/渡辺明伊藤比呂美/白石文郎/鬼海弘雄/井上一馬/嵐山光三郎島本理生山本幸久/唐仁原教久/道場文香/瀬川晶司平田俊子中村文則大槻義彦廣木隆一山根貞男栗山英樹中野翠藤田宜永平野文/桐島ノエル/関川夏央山本一力佐藤康光養老孟司(特別寄稿)

『「恋のから騒ぎ」卒業メモリアル'07-'08 14期生』(日本テレビ放送網株式会社、2008/2)

このシリーズも6冊目になるのか。『もっとから騒ぎっ!!!』も入れたら7冊、つまり7年。ずいぶんとおつきあいの長い番組になったものだ。
興味深いのは72ページのアンケート。番組を「恋から」と略すか、それとも「から騒ぎ」かという2択で、前者が12の後者7という結果になっている。私の印象では、むかしは「から騒ぎ」と呼んでいるメンバーが多かったように思う。