単なる雑記

遅まきながら、本やタウンで9月の文庫新刊をチェックする。私はタイトルをながめて、気になるものがあったら、たとえば、手帳の9/14のところに「講談社文庫」とメモるようにしている。このとき、具体的なタイトルや著者名は書かない。面倒くさいのと、あとは興味ある新刊が2冊3冊になったら、書ききれなくなるので。
それで、発売されたら書店にいく。講談社文庫とかちくま文庫であれば問題ない。帯の裏表紙側を見ると、その月に出た文庫新刊が一覧になっているからだ。見れば何を探そうとしていたのかわかる。新潮文庫集英社文庫の場合は、帯には書いてないけど、なかに新刊タイトルが一覧になったビラが挟まっているので、これも問題ない。
しかし、こうはいかないのが小学館文庫である。帯にも書いてなければビラもない。しかも、ここは人気タイトルになると帯色の統一*1さえ取っていないから困る。いったいどれが今月の新刊で、何が私の探そうとしていたものなのか…。せっかく中身的にはあなどれないものを出しているのに。いや、ひょっとすると、各タイトルがあなどれないからこそ、あえて横のつながりを持たせていないのだろうか。

*1:だいたい各社、その月に出た文庫新刊は、まったく同じデザインか、もしくは同色の帯にしている。