みなさんはどうか知らないけど、私はこの雑誌を好きになれない。そのわけを考えるために、12月号を熟読してみる。すると、これが意外に面白くて、出鼻をくじかれた。
読まず嫌いだったのか。いや、そんなわけがない。気を取り直して、記憶を探りつつなぜ嫌いなのか考えてみたい。
まずは本の厚み。紙質は好きなんだけど、間に付録がはさまってたりで厚くなりがち。そのために読みにくく、折れがついてしまう。だから嫌いだ。厚みの割りに、内容もないし。
それと広告的記事が多いこと。広告的記事ってのは、ひょっとすると私が知らないだけで、正式名称があるのかもしれない。で何かというと、たとえば週刊誌に「こうしてパチンコの出玉が増えました」とかいう、一見記事の体裁をとっているものの、宣伝でしかありえないってやつがある。あれのこと。これが多いゆえに、内容が薄いのかもしれない。
あとは、扱ってる話題が広範にわたることがある。それゆえ、どうしてもとっつきにくく思える特集が存在してしまう。でも、今回12月号を通して読んでみて、意外に面白いものが多いなと考えを改めることにする。
さて、おちのない話になってしまった。しょうがないので、『ダ・ヴィンチ』への提言でまとめてみる。
まず、ページ数は現在の半分に減らし、付録をなくす。とりあえず、こうしてくれれば私は定期購読したいと思う。私1人のためにそんなことするわけないけどさ。
あとは、真ん中のあたりにあるモノクロの発売日一覧について。あれって、私にはまったく必要ないものなんだけど、使ってる人いるのかな。ネットで情報が手に入らない時代の遺産だと思うんだけどな。
そんなところか。いっそう面白くなることを期待したい。
