坪内祐三「人声天語」(『文藝春秋』連載、小野町子イラストレーション)

学読で一気にコピーして読んだ。中央図書館だと、合本になっていない単体で置いてあるのは1年分だけど、こっちだと2002年の頭ぐらいの号から、1冊ずつの状態で収蔵してある。このほうがコピーしやすくていい。

2003年

6月号 川崎の新古本屋万引き事件について
新古本屋っていうのは「しんこぼんや」と読むのか。知らなかった。
7月号 嫌犬権を主張する
8月号 「ネット心中」に未来はあるか
ともすればくだらないようなことを、しっかりと調べているから面白い。
9月号 事件が起きたのは夜七時過ぎのことだった
少年犯罪が起こると、すぐに「心の闇」という言葉に逃げ込むメディアに対する警鐘。
10月号 夏の季語としての「戦争」のイメージ
11月号 それは飲酒運転ではなくアル中運転だ
高速道路で事故が起こるわけ。
12月号 「小額の畑泥棒」が新聞記事にならなくなる時

2004年

1月号 この間の選挙でなぜ私は社民党に投票してしまったのか
2月号 気分はもう戦争
3月号 日本共産党が「当面」とはいえ、天皇制を「容認」だって!
4月号 元町・中華街駅開業初日の乗降客は十四万人!
鉄道の相互乗り入れが進み、街の特色が失われてきていることについて。
5月号 『週刊文春』三月二十五日号事件について思うこと
田中真紀子の長女の件。
6月号 池内恵という専門家がいることのありがたさ
7月号 いわゆる「年金問題」について私の思うところ
8月号 メメント・モリ(死を忘れるな)
9月号 青山ブックセンターの閉店にはショックを受けた
10月号 アテネオリンピック雑感
11月号 スト明けの首位攻防戦の視聴率が九・八パーセント
スト問題ではなく、純粋にプロ野球そのものに関心がある人って、どのぐらいいるのか、ということ。
12月号 ニートな若者たちに告ぐ
なぜニートという言葉は、こんなにも流行っているのだろうか。

2005年

1月号 最近の新聞の文学的”新発見”記事は少しおかしくないか
2月号 ジェンキンス氏は、「北朝鮮」の人から「日本」の人になった
3月号 「洞窟オジさん」のこと
4月号 個人情報保護の壁
5月号 ネット時代の「正確」な知識について