テレビ出演

2005年1/3、NHK教育で10:30-12:00に「どんな大人になりたいの?」という番組が放送されるとのこと。

小説新潮』2005年1月号

「きみの友だち」第4話「ぐりこ」掲載。うまいなあ。第2話「ねじれの位置」の続きになっていて、登場人物たちが中学生になってからの関係を描いている。ヨッシーこと三好は、ブンちゃんと小学校の頃はすごい仲がよかった。だけど中学に入ったら、ブンちゃんはモトくんといっしょに、勉強もスポーツもできるやつとして、学校中に広く知られるようになる。その一方で三好は、クラスの中でも地味な存在。
直接経験がなくても、なんとなくわかる。幼なじみや、同じ小学校だったやつが、いまでは芸能人とか、そんな感覚じゃないかな。早くも1冊にまとまるのが楽しみになってきた。

子どものこと話そう

お年玉の額をどうするかの続き。つかみ取りっていうのは楽しそう。

週刊ポスト』2005年1/1、8号

「なぎさの媚薬 圭の青春」が今号で終わりだった。まだ続くのかな、もう連載終了なのかな。

B-ing編集部編『プロ論。』(徳間書店

(情報出所id:dax_2004:20041216)『B-ing』初出の、仕事にまつわるインタビュー集。全50人が働くことについて語っている。余計な前書きあとがきがないのがいい。これだけの人数がいれば、相互に矛盾することもいってるだろうし。
重松清おちまさとが、仕事と恋を結びつけるという点で共通していたのが印象に残った。ふたりは『鳩よ!』でも対談してるし、おちさんの番組の中でも対談してた(それがネットに出ていたんだけど、もう消えてしまったようだ。タイムズスクエアの脇の、JR新宿駅1、2番線ホームを見下ろすベンチで話している写真が載っていた)ので、そのとき話題に出てたのかも。
全体として、最初のほう10人くらいはつまらないけど、そこから先はためになる、意欲のわく話ばかり。私と同い年ぐらいの大学生に読んで欲しい本。

ニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041217-00000233-mailo-l33
作家の小川洋子岡山県文化特別顕賞。これまでの受賞者には「有吉道夫(棋士)、重松清(作家)、蛭田二郎(彫刻家)」がいるという。
http://www.yomiuri.co.jp/bookstand/news/20040426_02.htm
だいぶ昔のものだけど、鷺沢萠さんの通夜・告別式に参列したとのこと。

来年に出そうな本

「ブランケット・キャッツ」:今年出るはずだったものなので、来年の早い時期に刊行希望。
「落陽」:本にする気があるんだろうか。
『みんなのなやみ2』(理論社):2005年4月刊行予定。
「私鉄沿線」:『送り火』(文藝春秋)は9編からなっていたので、同じ本数を1冊にするならば、『別冊文藝春秋』2005年3月号掲載分までとなる。夏の終わりぐらいに出るのかな。
「きみの友だち」:『きよしこ』(新潮社)は全7編だった。上と同じように考えてみると、『小説新潮』2005年7月号に7編目が掲載されるペースになっている。早ければ来年の暮れぐらいに、本にまとまるかもしれない。
エスキス'80」:『BRIO』8月号で連載が終了しているけど、本になるのかな?