重松清関連書籍リスト(2008年)

  1. 2008 1/10 愛馬物語 クラリオンと歩む北の大地 市来宏 幻冬舎 「第2回感動ノンフィクション大賞」大賞受賞作。巻末に選考委員5人による選評掲載。その一部が、帯の裏表紙側にも転載されている。
  2. 2008 1/10 オモニ 在日朝鮮人の妻として生きた母 小野順子 幻冬舎 「第2回感動ノンフィクション大賞」特別賞受賞作。巻末に選考委員5人による選評掲載。その一部が、帯の裏表紙側にも転載されている。
  3. 2008 1/10 心の貌 昭和事件史発掘 柳田邦男編 文藝春秋 『文藝春秋』2006年2月号初出の鼎談「草加次郎事件 連続爆弾魔の孤独」が再録されている。
  4. 2008 3/10 娼婦学ノート 戦後物語られた遊女たちの真相 伊藤裕作 データハウス 『なぎさの媚薬 敦夫の青春研介の青春』についての論考が掲載されている(p.235-242)。
  5. 2008 3/18 ほぼ日の就職論 はたらきたい。 ほぼ日刊イトイ新聞企画 ほぼ日ブックス p.172に重松清の言葉が引用されている。
  6. 2008 3/20 中学入試国語のルール 石原千秋 講談社現代新書 第3講、および第4講で『その日のまえに』を用いた入試問題が取り上げられている。「登場人物の気持ちを書き込まずに、読者の想像力に任せる勇気がある」(p.81)と重松清を評している。
  7. 2008 3/27 耳と文章力 上手な文章を書く秘訣 丸山あかね 講談社 「絶対文章感」をめぐる著者の疑問へのコメントが掲載されている(p.36-38)。重松清は文章力と文章感というふたつの要素に分け、前者は後天的、後者は先天的だとしている。
  8. 2008 4/20 赤めだか 立川談春 扶桑社 増刷分の帯(裏表紙側)に朝日新聞書評(6/22)の抜粋がある。なお、初期増刷分(3刷ないし4刷まで)と後のほうになって増刷された分では、帯の内容が異なり、前者には重松清のものはない。余談だが、上記2タイプのほかに元帯も存在する。
  9. 2008 4/25 読むのが怖い! 帰ってきた書評漫才〜激闘編 北上次郎大森望 ロッキング・オン 言及箇所はp.99-100、124-125、143(以上、『日本一怖い! ブック・オブ・ザ・イヤー2006』初出)、p.179(同『SIGHT』29号)、p.256-259、263(同『SIGHT』33号)。
  10. 2008 5/18 記号の霙 井伏鱒二から小沼丹まで 平岡篤頼 太田出版 帯に推薦文。
  11. 2008 5/25 北村薫の創作表現講義 あなたを読む、わたしを書く 北村薫 新潮選書 p.278-280にかけて、以前重松清が早稲田で教えていたことについての言及あり。
  12. 2008 6/4 金色の野辺に唄う あさのあつこ 小学館 帯に推薦文。
  13. 2008 6/23 日曜日の随想2007 日本経済新聞社編 日本経済新聞出版社 2007年5月20日日本経済新聞朝刊に掲載された「クラクションの街で」が再録されている。
  14. 2008 7/25 ある永遠の序奏 青春の反逆と死 大宅歩 角川文庫 「重松編集長のおすすめ本」として改版が発行される。
  15. 2008 7/25 青春の逆説 織田作之助 角川文庫 「重松編集長のおすすめ本」として改版が発行される。
  16. 2008 7/25 陽のあたる場所 浜田省吾ストーリー 田家秀樹 角川文庫 「重松編集長のおすすめ本」として改版が発行される。「追記」内に重松清への謝辞あり。
  17. 2008 7/25 夕日と拳銃(上下) 檀一雄 角川文庫 「重松編集長のおすすめ本」として改版が発行される。
  18. 2008 7/25 初級革命講座 飛龍伝 つかこうへい 角川文庫 「重松編集長のおすすめ本」として改版が発行される。
  19. 2008 7/31 桜庭一樹〜物語る少女と野獣〜 桜庭一樹 角川書店 「THE INTERVIEW WITH 桜庭一樹」というコーナーでinterviewerを務めている(全18ページ)。桜庭さんは、末尾でインタビューの感想を「今日は、名軍曹に分解掃除されたちいさな銃の気分です」と語っている。
  20. 2008 8/11 ためしてあたしンち けらえいこ メディアファクトリー 巻末解説「タチバナさんちの玄関」を書いている。
  21. 2008 8/15 逢えてよかった 夜回り組長にココロを預けた少女たちの本音 石原伸司 産経新聞出版 著者との対談が掲載されている(『週刊実話』2005年10/20号初出)。
  22. 2008 8/15 どもる君へ いま伝えたいこと 伊藤伸二 解放出版社 表紙の推薦文、および序文を書いている。また書中にも、p.54-55、93に重松清の話題が出ている。
  23. 2008 8/25 きみが見つける物語 十代のための新名作 友情編 角川文庫 「交差点」(『きよしこ』所収)が再録されている。
  24. 2008 10/15 いのうえの 満月篇 井上雄彦・舩木展子・高草木博純 株式会社フラワー 「最後のマンガ展」の感想メールの紹介中に、重松清のものがある。「宗教的でさえある感動の体験は、一生忘れられないだろうと思います」という。
  25. 2008 10/15 「本の雑誌」炎の営業日誌 杉江由次 無明舎出版 p.92、p.194に言及がある。
  26. 2008 10/19 女房逃ゲレバ猫マデモ 喜多條忠 幻戯書房 帯に推薦文。
  27. 2008 10/20 論争 若者論 文春新書編集部編 文春新書 『文藝春秋』8月号初出の「若者よ、殺人犯を英雄にするな」が再掲されている。
  28. 2008 10/22 実さえ花さえ 朝井まかて 帯に第3回小説現代長編新人賞の選評が掲載されている。
  29. 2008 10/30 あなたに、大切な香りの記憶はありますか? 阿川佐和子石田衣良角田光代熊谷達也小池真理子重松清朱川湊人高樹のぶ子 文藝春秋 ドリップオンスペシャルサイト「書茶」にて掲載された「コーヒーもう一杯」が収録されている。
  30. 2008 11/1 黒い報告書 「週刊新潮」編集部編 新潮文庫 「『不器用な男』が夢みた 人生が二度あれば」が再録されている。
  31. 2008 12/15 異端者の快楽 見城徹 太田出版 重松清ラグビーボールを贈った話が再録されている(p.277、初出は『NHK知るを楽しむ 人生の歩き方』2007年10-11月)。
  32. 2008 12/18 もう一杯!! 『酒つま』編集長大竹聡チャランポラン酒場歩き 大竹聡 産業編集センター 帯に推薦文(あとがきには寄せてくれたことへの謝辞)。また、p.106には『酒とつまみ』第6号で重松清にインタビューした際のエピソードもあり。