巨人×西武(オープン戦、鹿児島県立鴨池野球場)

6時きっかりになぜか起きた。目覚ましは7時20分にセットしていたのに。
8Fの部屋から外を見下ろすと、アスファルトの路面は半乾き。雨は降っていない。予報通りで、試合はできそうな感じだ。中止になった場合のセカンドプランも考えてあったんだけどね。雨でも影響のない水族館にいこうかな、と。もちろん、野球が見られるにこしたことはない。

出発

市電に乗って現地へ向かう。球場は交通量の多い道路に面する、あまりよそにないタイプのもの。
区画に入るところで「余ったチケットないですか? 買い取りますよ」という輩が1名活動中。安く買って高く売るんだろうが、チケットを持たずにくる人はいるんだろうか。このあとにも、同じく活動する数人を見かけた。

入場

先着5000名だかの、ジャイアンツのオレンジタオルを一応もらう。雨が降ったときに、体拭けるかなぐらいの気持ちで。でも、荷物をひとつ増やしちゃったかな。
外野で応援するライオンズファンは20人ぐらいか。地方でしかもチケット入手難だと、こういう人数になるわけだ。

試合

1点先行されては追いつくの繰り返し。最後は1点リードされたところで逃げ切られた。雨はぱらぱら降ったけど、無事にゲームが成立してよかった。自分にかんしていえば、例年だと最初の試合はのどがつらいものだが、今年はスムーズに声が出せた。以下、いくつか雑感。
「ピッチャー岩尾」のアナウンスが告げられているとき、私はトイレにいっていた。それで「平尾」と聞こえた。でも平尾がピッチャーはないから「平野」かと、まったく勝手な勘違いをしてしまった。そろそろ新人の名前もインプットしていかないとな。
2006年の山岸を覚えている人間として、どうも彼をひいきめで見てしまう。だが、冷静に考えればこの数年は何もできてないよな。奮起奮起奮起。
山口は突如乱調になったかと思いきや、ひと呼吸おいて元に戻った。
ブラウンの肩は普通か。バックホームを見ると、少なくとも強肩ということはなさそう。

応援関係メモ

スタメン発表後の1-9はやらずに進軍のみ。
リードの方の最初のあいさつの要旨。あけましておめでとうございます。これまで練習試合を3試合応援してきたが、去年と状況は変わらない。スローガンはNo Limitだが、現状はNo Relief。だから打ち勝つしかない。
本日のイレギュラーコール。「きょうは/抑えろ/大沼」「スーパー/ヒッター/石井」「弾丸/ライナー/石井」。誰だか忘れたが、「県庁/ねらえ/○○」というのもあった。
きょうのブラウン応援歌はマクレーン(etc.)福岡版だった。最後の節が「ディー・ブラウン」だと字数的に歌いづらい。コールは基本的に「ブラウン」だったが、一度あった「ディー・ブラウン」も面白いかもしれない(「レッツゴー/レッツゴー/ディー・ブラウン」という具合)。
ジャイアンツの応援を聞いていて、亀井のメロディーがきれいにハモってるなと思った。それはつまり、声が出てないために、トランペットの音だけが聞こえてしまうということでもある。

メモ

外野入場口はレフト・ライトともにバックスクリーン裏。列はそれぞれ別。
手荷物検査はないので、移し替えは自主的に。ただし係員が場内を巡回してチェックはしていた。「ペットボトルのふたをはずせ」とか。
再入場は、いったんもぎられたほうの半券を渡されるので、それを再び使う。
外野の売店は場外のみ。飲食物は「ふぁみり庵はいから亭」が販売していた。与次郎に本店があり、九州に展開しているレストランだそう(公式サイトより)。幕の内弁当600円、チーズポテト300円など。
外野席は前方が芝生、後方がコンクリートの段になっている。芝生のほうだと、座ったときフェンスが視界にかかるからか、上段にくる人がほとんど。「下あいてるのに、こっちこなくても」と思ったが、後から多くの人がきたから、これでよかった。たとえば西武球場前の駅で試合後、「ホームのなかほどまでお進みください」といっている。それをしないと後からくる人は追い越して前方にはいけないので、場所がなくなってしまうからだ。きょうの状況はそれに似ている。
内野席の構造が珍しい。照明塔の部分の席を削っているのだ。限りあるスペースに作ったことがうかがえる。
5回裏終了時に、照明がともされた。
ラッキー7の曲は流れなかったので、トランペットの音で炭坑節。福岡だとイントロが入る。

得点経過

1回裏、長野がレフト前にタイムリー。(巨人1-0西武)
3回表、山口の暴投で3塁ランナー生還。(巨人1-1西武)
3回裏、亀井がライト前にタイムリー。(巨人2-1西武)
4回表、G.G.佐藤が左中間場外のフェンスへ直撃するソロホームラン。(巨人2-2西武)
4回裏、円谷がセンター前にタイムリー。(巨人3-2西武)
8回表、浅村がレフトへソロ。(巨人3-3西武)
8回裏、中井がレフト前にタイムリー。(巨人4-3西武)

NPB公式より

試合時間:2:56
観衆:18777

試合後

いったんホテルに戻り、預かってもらっていた荷物を受け取る。この後、あすの試合地・宮崎への移動だが、主な手段としてはJRとバス(はまゆう号)がある。さらにJRも特急・普通あるが、私の場合、前者は考慮対象にならない。
バスのほうは、宿泊予定のホテルのだいぶ近くまでいく。一方JR宮崎駅からだと15分超あるく。値段的な面はほぼ同等。となればバスに決まるが、時間は16:25発。無理だと次は18:30になってしまう。それならJRで移動したほうがましだ、となる。
結果は、バスには間に合わずだった。鹿児島駅から日豊線に乗車。宮崎までのきっぷは券売機では買えないので、窓口で購入した。もともと発券はしてあるのか、スムーズに出てくる。
やってきた列車は満員。立つことになってしまった。へえ、そういうものなのか。だったら、待ってでもバスにしたほうがよかったかもしれない。でもちょろちょろと降りていって、20分ぐらいしたら座れた。
この列車、地方にありがちな、やたらめったら待ち合わせの時間ばかりあるというダイヤだ。途中では検札があった。この路線では、頻繁にあるものなのだろうか。
宮崎駅到着後、重い重い荷物を持って、ホテルまでの道のりを歩く。ああつらい。来週の高松・倉敷にいくモチベーションが落ちる。

かごしまプラザホテル天文館

きのうからきょう1泊したホテルのメモ。ここを選んだ理由は、ANA楽パックでほかと比べてきわめて安かったこと。あとは、チェックアウト後も荷物を預かってくれるむね、公式サイトに記載されていたこと。この2点。
いかにも歓楽街な場所にある。こういうスポットって、六本木とか歌舞伎町ぐらいしか自分は知らないな。金曜日だからか、なおのこと街がにぎわっていたのかもしれない。
部屋数が多く、私が到着したときには4人が受付していた。室内は静か。多くのことが整っていて、たくさんの部屋数を抱えるだけあるなと思った。
不満はほとんどないのだが、唯一あげられるのはネット接続がしばしばおかしくなったこと。そのたびに2分ぐらい経てば復活するのだが、ストレスを感じた。
朝食はパンやごはん、惣菜のバイキング。食券はなく、部外者でも入り込めてしまいそうだが、チェックする手間のほうが高くつくということだろう。
5種類あったパンをひとつずつと、納豆をいただいた。
http://www.kag-plaza.co.jp/

市立病院前9:24発→(鹿児島市電・1系統)→騎射場9:32着
騎射場16:20発→(鹿児島市電・1系統)→市立病院前16:26着
天文館通16:48発→(鹿児島市電・2系統)→鹿児島駅前16:54着*1
鹿児島17:03発→(日豊線)→宮崎19:57着

*1:鹿大の学生が帰宅する時間と重なったためか、4分ほど遅れて16:58ごろ着。

きのう買ってあったT.焼そば&プチおにぎりセットB(198円)と、球場で買ったチーズポテト(300円)。

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晩は長崎屋ラーメン(宮崎市橘通東1-11-16)で長崎屋オリジナル焼そば。680円。
「焼そば」と頼んだら、「やわい麺じゃないですけど、いいですか?」といわれる。わざわざ断ってもらうほどのことでもないような。
うちの母がかたやきそばを好きなので、よく食卓に並ぶ。これから出てくるのも、中華風味で極細麺なのかなと思ったら、まったく違った。ソースがたっぷり。麺はうちのやつより太く、そしてかなりかたい。全体としてはソースの風味がいいため、おいしく食べられた。夜遅くまでやっていて、安価で食べられる店はほかにないようなので、ありがたい存在だ。