『月刊ドライブイン』vol.06

今号で取り上げているのは、二本松バイパスドライブインと、南房総市のなぎさドライブイン
前者は広大な駐車場に加えて風呂を備える。トラック運転手の御用達。後者は近くの漁港で揚がるクジラを出している。また、店をやっている方が映画『トラック野郎』の撮影に参加したそうだ。
私が興味を抱いたのは調理について。たぶん普通の飲食店だったら、技量をつけてから店を出すという順番だと思う。
一方ドライブインは、店を出すことが先行するというか、そっちの優先順位が高い印象を受ける。
二本松では、調理師免許を取るとともに板前さんを雇って教えてもらったと。なぎさドライブインでは寿司屋で働いていた人が婿にきて、メニューに幅が出たという。
出会いのよしあしが、店の運命を決めているのかもしれない。