「壇蜜 ネパール 死とエロスの旅」

きのうBSプレミアムにて。壇蜜ならではな旅番組。日本よりずっと日常的な祈りを味わえた。
終わりのほうで、ある施設が紹介される。死に際の人が移され、最期のときを過ごすのだという。壇蜜はそんな場所に入り、案内役の指示するままに横たわる人々の体へ触れていく。
家族もいる空間によくカメラをいれてくれたなあと。国を代表するテレビ局の力なのだろうか。
また、この施設には病院的な機械はないように見えた。脈拍を取るのも手。ミスジャッジが起こらないかと心配になった。逆にいえば、そういう感情を抱く私は、病院的な場所で死にたいのかもしれない。
ラストのナレーションで11日間の旅と知る。正直、3-4日かと思っていたから意外だった。