初めて行った国会図書館

昨日は学校が創立記念日で休みだったので、国会図書館へ行った。以下の文章は、今後訪れようと思っている人が参考にしてくれると嬉しい。
私は電車代をケチるために新宿駅から歩いたけど、永田町駅あるいは国会議事堂前駅から行くのが普通だと思う。近くまで行けば案内図がたくさんあるし、最高裁判所の前には、警備員がいるので、迷子になったら道を聞けばいい。
国会図書館の入り口前に着くと、入るところが正面(本館)と右手(新館)のふたつに別れている。ここにも警備員がいて、案内図もあるのでそれに従えばいいんだけど、一応説明しておくと、正面は利用者登録をしてカードを持っている人(ネットからも請求できるし、図書館の中でも申し込める。後日郵送だったが、送られてきたのは翌日だった。素早い仕事だ)のみが使うことのできる入り口。初めてで登録利用者カードを持っていない人は右手の入り口になる。
入るとまず警備員に、ロッカーに荷物を預けるように言われる。このロッカーは100円玉を入れて、使用後に戻ってくるタイプのもの。100円玉を持ってなくても、500円玉、1000円札、2000円札は両替機があるので、100円玉に替えられる。ロッカーに荷物を入れる際に注意しておきたいのが、中身の見えない(透明でない)B5判以上の大きさのものは、中に持ち込めないということだ。見た感じでは、透明な手提げ袋みたいなものに入れて、荷物を持ち込んでいる人が多かった。
荷物を入れたら、受付脇にある機械へ。名前、住所、電話番号などを入力すると、当日利用カードが出てくる。それを入り口でかざし(JR東日本Suicaみたいに)中に入る。施設案内、利用方法などが書かれたリーフレットが何種類もあるので、もらっておくといいと思う。基本的に資料は閉架(自由に見ることができない)なので、請求して取り出してもらうことになる。館内にある大量の検索マシンを使って請求する。マシンのそばに、館内に入るのに使ったカードをセットする場所がある。そこにセットすると画面がNDL-OPACに切り替わる。そこで利用したい資料を検索して選択する(わからなくても利用方法を書いた紙がそれぞれのマシンそばにおいてあり、館員も大量にいるので、遠慮なく聞くことができる。むしろ、まごついていると、館員の方からそばに来てくれる)。検索するにあたり、キーボードを打つことができないと辛いかも。それでも館員がどうにかしてくれるだろうけど。
画面上で請求したら、雑誌なら雑誌カウンター、図書なら図書カウンターの前に行く。カウンター前にはモニターが設置されていて、そこにR2245というような数字が羅列されている。当日利用カードにはおのおのに、こうした数字が書かれているので、自分の番号と一致するものがモニター上にあったら、カウンターに行って、カードを渡し、資料を受け取ることができる(昔、病院で薬を受け取る時に、似たようなシステムがあった気がする)。だいたい15分くらいで、用意ができるようだ。あとは、カードに何を借りたかの情報が記録されるので、返さない限り、出口を出場できないようになっている。
請求した図書、雑誌でコピーしたいものがあれば、複写カウンターに行く。そこの前には、複写請求用のマシンがやはり大量にあるので、カードをセットし、画面にしたがって操作する。そうすると、申し込み用の紙が下にセットされたプリンターから出てくるので、紙のサイズや、コピー濃度などを記入する(筆記具を中に持ち込まない人はあまりいないと思うけど、中にももちろんボールペン、鉛筆が置いてあるので大丈夫)。即日複写と後日渡しがあり、受付が分かれている。そこでコピーに関する詳細や、確認を館員がしてくれる。記入の仕方等がわからなくても、受付の人と話しながら決めることができる。受け付けてもらったら、ここでもやはり、モニターを眺めながら自分の数字が表示されるのを待つことになる。この待ち時間は2、30分くらいかな。そして表示されたら受け取りに行くことになるのだが、コピーは無料ではない。普通の白黒コピーなら、A4、B4で1枚25.2円。A3だとその倍の50.4円もしてしまう。館内には料金がいくらだか、目立つような場所に書いてないので、事前に頭に入れとかないと、知らないうちに膨大な金額になってるかも。
開館時間は月曜から金曜が9:30-19:00、土曜は17:00まで。6Fには、一茶、オアシスというふたつの店があり、食事を食べることができる。値段はごく普通。たぶん弁当を持ち込んでも、そこで食べていいんだと思う。(追記)オアシスはひらがなでおあしすと表記するのが正しかったようだ。訂正してお詫びする。
帰る時には、かざすのではなく、カードを機械に挿入する。カードが回収されるとドアが開く。遅い時間になり、あたりが暗くなってしまうと、入るときには見えた案内図が読めず、迷子になってしまうかも(というかそれは私のことか)。帰り客を狙ったタクシーがいっぱい停まってるので、それに乗って帰るのもいいだろう。