不幸

今月5日朝、郡山市の小学校敷地内で、2年生の男の子が車にはねられて死亡する事件があった。ひいたのは別の児童の母親で、忘れ物を届けにきたそうだ……。
いろいろつらいよな。子を亡くした親の心痛はもちろん、ひいたほうもね。居づらくなって転校というのはよく聞くパターンだが、その金銭的余裕があるとも限らないし。
何も悪くない子どもは「自分が忘れ物しなければ」と思ってしまうんだろう。忘れ物の内容次第では、教員も自責の念を感じるかもしれない。たとえばこの時期だったら水着だろうか。「忘れた場合には貸し出しがあることを伝えておけばよかった」とかね。
親の行動については過保護だと思う。しかも、子どもが歩いて通ってるのに車できてしまうのが悲しい。

      • -

以下、報道よりピックアップ。「事故当時の推定時速は10-15キロ」「容疑者の車は車高のあるワンボックスタイプで、運転席からは、地面付近は約4メートル先まで死角になっていた」(以上、毎日地方版)
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20120706ddlk07040344000c.html
河北新報には現場の写真が出ている。
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/2012070501001049.htm
なお、読売新聞ほか一部は、加害者側を匿名で報道している。