『パーマネント野ばら』

これといった感想はないのだが、田舎における世界の狭さがよく描かれていた。そして田舎の男はすぐ殴るなあ、と。
原作者の登場にはまったく気づかなかった。

ソラニン

原作は読んでいないのだが、20代半ばの宮崎あおいを切り取るにおいて、この『ソラニン』はすばらしい作品になったと思う。
将来に対する不安、いや、そんな一言で片付けられない複雑な感情を抱え、多摩川のそばに暮らす。この役に違和感なく扮することができるのは宮崎あおいでなかったら、未知の新人以外にはいないだろう。

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きょう見た2作品は、田舎での迷子と都会でのそれ、という分け方もできるかもしれない。
以上、目黒シネマにて。ここにくるのは5年ぶり。劇場前のボードでは、本日生まれの有名人が紹介されていた。ココ・シャネル、降旗康男鈴木敏夫乃南アサ木村沙織といった顔ぶれ。