さっそく、携帯電話を機種変更する。以前、私は某家電商品のプライスチェックの作業をしたことがある。その経験もふまえつつ、今回の消費行動を記してみたい。
まずこの手の商品は、メーカーが量販店の各チェーンに対して「x円のポイントy%で販売しろ」ということを、ベースとして週ごとに提示している。私がチェックしていた商品は、プライス・ポイントともに、前橋発のリーディングカンパニーが他の量販店より有利なベース（安く売れる）を示されていた。
たいていの店は、そのベースどおりのプライスでやる。しかし、郊外にあって競合する店がない場合は異なる。そういうところは、わざわざベースまで下げなくても売れるので、少し高めになっていることもあった。
もうひとつ。激戦地だとベースより下げていることもある。もちろん、メーカーは煙たがる（値崩れがハイペースで進んだら、新商品の投入頻度をあげなければいけないから）。
それでも、「困るんだよね。うちが指示したプライスでやってくれないと」なんて圧力はたぶんかけられない。法的な問題で。
これは私の想像だが、次回以降の卸値に影響するのではなかろうか。「きみのところは値下げばっかりするから、もう安く卸さないよ」といった感じで。
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さて、このたび購入したのはドコモのP-10Aという機種。変更した理由は、いま使っているのがSO902iWP+（2006年6月発売）で、まずバリューコースにして月々の料金を安く上げたいのがひとつ。さらにバリュー化するだけでなく、どうせなら使ってもいいと思えるやつを条件にして、販売中の防水で一番手ごろなこのP-10Aにねらいをさだめた。20-30代女性がターゲットらしいが、そこは気にせずに。
ベーシックコース一括払いで、現在のベースは35280円。ドコモの携帯電話にかんしては、前橋発もその他も差はないらしかった（プライス・ポイントともに）。それなら、よくいく藤沢のビックカメラで買おうと思ったが、2chを見ると、前橋発の池袋の店舗で29800円でやってるという情報が出ていた。本当だろうか。
確かめてみた。こういうのは電話をかけると教えてくれる。以前なら、同業者によるプライスチェックを恐れて秘密にすると思っていたところだが、そういう人間は現地で直接値札を確認しているわけで、わざわざ隠す意味はないのだ。
それで回答はベースどおりの35280円だった。29800円というのは見間違いか、タイムセールの類なのだろう。
同じプライスなら池袋くんだりまでいく必要はなく、ビック藤沢で購入。希望のアクアブルーはラスト1台。よかったよかった。
ビックは指定オプションの説明がきちんと値札にあるのがいい。選択肢*1のなかから6点加入で3150円引き*2。
現金で購入したのでビックポイント10%もつき、納得のいく買い物ができた。
