三原聡著『1年間のボランティア――そんな人生の寄り道もある―V365若者たちの物語』(はる書房、2009/4)

ボランティア365というプログラムがある。見知らぬ地に住んで、1年間ボランティアを続けるというものだ。
本書では、これまでプログラムに参加したなかの30人に、応募の経緯、作業の様子、終えた後の変化などをインタビューしている。
あまりにも同じような話の連続になっているため、読み物としては飽きるところがあった。人数をしぼるか、もっと(事前に質問を用意せず)自由にしゃべてもらったほうがよかったかと思う。