『スモールワールド』

(情報出所:http://picnic.to/~ohp/plus/log/eid69.html
サタミシュウの『スモールワールド』が漫画化され、『コミックチャージ』5/15号(5/1発売)から連載開始だそう。コミックスにまとまらないことを考えて、本誌を買っといたほうがいいかな。

小説新潮』5月号

特集「人生が二度あれば」で、短編「マティスのビンタ」を書いている。柘植島は30年ぶりで中学の先生と再会する。場所はグループホーム。白井先生は認知症で、もう柘植島のことなどわからない。そんな先生をまえにして、柘植島はかっての出来事を語る。
ストーリーからして、てっきり泣かせにくるのかと思いきや、そうではなかった。団塊世代向けにリニューアルした新たな『小説新潮』にふさわしい一編だと思う。

中学生日記「僕は、ここにいる。〜父と子の闘争日記〜」

NHK公式サイトより転載。

1978年2月に放送された「闘争宣言」の続編が29年ぶりに登場!
そしてその「闘争宣言」で主役を演じた近藤芳正さんが父親役で登場!
中学生日記初の年間4回シリーズをお見逃しなく!

その「第1話・春」が、4月7日21:30から30分にわたり放送された。企画協力として、重松清近藤芳正がクレジットされている。
4月2日付日本経済新聞夕刊における近藤さんのインタビューによると、

昨秋、「中学生日記」四十五年を記念した番組に一緒に出演した作家の重松清が番組内で流された『闘争宣言』見て、「父親となった近藤少年が自分の息子にどう接するのか、ドラマにしたい」と言ったことがきっかけ。

で制作されたのだそう。
第1話。主人公は転校してきた学校で周囲にうまく溶け込むことができない。いままでのトラウマもあるようだ。しかし、最後にはいくばくかの希望を感じさせて、第2話に乞うご期待となった。
今後の放送予定は7月、11月、来年3月になっている。見忘れないか心配。

4月22日付夕刊フジ(21日発行)「シゲマツ解説委員長が斬る ニュースの読み方アソビ方」

・その名も驚きの民営刑務所/まるで”ホテル・ムショ”
全入時代に大学側も英知!?/カタカナ学部のこっけいさ
・絶叫選挙カーにも税金/7日間で24万円だって

シゲマツの仕事場は、私鉄のそこそこ大きな駅から徒歩十秒足らずの場所にある。駅前ロータリーの一角と言ってもいい。

へえ。余談だが、いま「十秒」と変換しようとしたら、「重病」と出た。

4月8日付朝日新聞朝刊

菊地信義著『みんなの「生きる」をデザインしよう』(白水社)の書評を書いている。