綿矢りさ著『夢を与える』(河出書房新社)

紀伊国屋書店新宿本店でサイン会。13:05ごろ列に並んで、順番が回ってきたのはちょうど1時間後。
すばらしく丁寧な字で、一画一画とペンで記していく。彼女がゆっくりと書くその時間は、十分に堪能できるものだった。自分が画数の多い名前でよかったなと思う。
サイン会に先立って、朝の4時までかけ、この本を読んだ。まるで、私が夕子の人生を駆け抜けているような気分になった。