いつ早慶戦があるのかさえ知らない

「早稲田を知る」という授業を取っている。その名のとおり、早稲田の歴史やあゆみについて、毎週誰かがかわりばんこでしゃべるというものだ。
きょうが第3回でタイトルは「早稲田大学校歌の由来」。えんえん90分、めりはりのない話を聞かされた後、締めに「紺碧の空」と校歌を歌う。教員が「壇上にあがって歌いましょう」というので、私も含め30人ぐらいの希望者が、応援部といっしょに14号館201教室のステージに上がった。そうして2曲を歌ったわけだが、普段座席から教員を見るのとは正反対の眺めがとても気持ちよかった。まあ、それは個人的なことなのでどうでもいい。
さて、この講座は早慶戦を観戦することが授業に組み込まれている。きょうの授業終了後、学生券購入と引き換えに、出席カードを受け付けてもらう。
券を買うために長蛇の列に並んでいると、後ろにいた人に、「すいません。早慶戦っていつあるんですか?」と聞かれる。
「たぶん、今度の土日です」
「あ、じゃあ、今週なんですか」
六大学野球にまったく興味がない私とはいえ、新聞のスポーツ欄で早稲田が優勝を決めたことぐらいは知っている。で、監督が、早慶戦を勝って胴上げしてもらいたい、みたいなコメントをしていた。だから、あと1週分の試合しか残っていない=今週末がラストだと思っていたのだ。
でも、手にした券を見てみると、日付は来週末の10/28、10/29。うおおおお、嘘を教えちまったぜ。
http://www.big6.gr.jp/game/league/2006a/2006a_schedule.html
なるほどねえ。残っているのは1週間分(2試合)なんだけど、早慶戦だけは翌々週なのか。へえ。
余談だが、列に並んだところで、すぐ前の人にじっと顔を見られた。その顔に覚えがまったくなかったので、目を合わせずにいたら、「あれ、kabaddiやってましたよね?」と声をかけられる。
そうだった。この人とは顔見知りレベルじゃなくて、話もしたことあるのに、4ヶ月ぶりですっかり記憶が抜けていた。そして、彼にも「早慶戦っていつ?」と聞かれ、「あさってとその翌日」などと答えてしまったのであった。