パラフィン紙についての、一般人の理解

多少なりとも古本を購入したことがある人なら、稀少本などにかけられていて、痛みや汚れを防ぐもの、というような認識をしているかと思う。
だが、新刊でしか買わない人は、そんなことを知らない。というよりもむしろ、パラフィン紙という名前からして、聞いたことがないのかもしれない。
きょう、ゼミの先輩方に、「この本2冊(私の手元に)あるので、よかったら読んでおいてください」と、パラフィン紙がかけられた本を渡した。下はその反応。
A「おっ、何これ、かっこいい」
B「ほんとだ。かっこいい」
C「これ、どこで買ったの?」
私「古本屋(実際はネット古書店)」
A「へえ。なんかこれって、函入りの本とかについてるイメージがあるよね」
まあ、函入りだと高級な本が多いので、そういう傾向があるかもしれない。けど、別にかっこよくはないと思うのだが。100歩譲ってかっこいいものだとしても、パラフィン紙って、かっこつけるためにかけるものじゃないし。