藤子・F・不二雄著『ドラえもんプラス3』(てんとう虫コミックス

初出が1970年代のものから、90年代のものまである。しかし、絵にそれほど違いが見られないのは、単行本化に際して調整しているからなのか、あるいはもとから不変なのか。気になるな。集英社の100巻超えて刊行され続けている漫画はだいぶ絵柄が変化しているだけに。

三田紀房著『ドラゴン桜6-7』(モーニングKC)

6巻の53、54限目で書かれている働きバチの理論は、考えてみれば当然のこととはいえ、興味深い。落ちこぼれでも、やればできるとわかる環境に身を置けば、やる気になる、と。
7巻巻末の堀江貴文特別講義は、俺でも東大受かれるかも、っていう気になってくる。早稲田での学生生活や浪人したことについて、ほとんど不満はないが、安易に3教科に絞るのが早すぎたかな、とは思う。科目が多くなれば大変なのはみなおなじ、という考えを高校在学中に持っていれば、少し違った人生になっていたかもしれない。