DPFのデータ捏造で批判を浴びている某社ビルでのバイト

といっても、雇用主はビルの管理会社みたいなところだけどね。
たまにはバイトのことを書いておきたい。
ここ4、5週の間、土曜日は毎週、大手町のオフィスビルで、蛍光灯の掃除をしていた。
仕事は9:00に始まり、11:30ごろまでやったあと、昼の休憩が90分(長い。バイトだけでなく、スタッフの人もみんな昼寝をする。廊下にごろごろと)。それで13:00から、15:00まで再び働いた後、30分休憩。そして15:30から1時間ラストスパートして、16:30におしまい。
9:00-17:00と8時間拘束されてはいるものの、働いているのは実質5時間半。これで給与は7000円。まあ、安いか、けっこういいじゃんと思うかは、読んでる人の判断にお任せする。
仕事の内容は、というと、上にも書いたように蛍光灯の掃除なわけだが、脚立に乗っかって、蛍光灯を取り外し、その周りをきれいにして、元に戻す、というものだ。簡単そうだと思う?ところが、けっこうテクニックが必要で、初心者と経験者の区別は一目瞭然。
その技術のなかで、最も重要なのが、足場の作り方。脚立が置けるスペースがある場所に蛍光灯がある場合は問題ないが、オフィスだけに、島式に机が並べてある上にライトがあることも、ままある。そうしたとき、脚立を机の上に乗っけるわけにはいかない。ぐらぐら揺れるだろうし、それ以前に天井にぶつかってしまう。そのため、汚れないようにシートを机にのっけて、その上に足を乗せてやるわけだが、机の上が散らかっている人も中にいる。ここで、いかにぱぱっと、机上を整理して足場を作るかに、経験の有無が現れるのだ。
ほんと、いままで生きてきて、この仕事ほど、きれい好きな人間のことをありがたく思ったことはない。もし、自分がこういうところで働くことになったら、机の上にフィギュアやぬいぐるみなどを置かずに、「ここって誰か使ってるの?」と思われるぐらい、きれいにしよう。そんなことを思った。
余談だが、きょうはビルのなかに入っている銀行(もちろん三井住友)のなかの蛍光灯を清掃した。キャッシャーっていうのかな?お金を預けたり、引き出したりする機械。あれの後ろ側って、こんなふうになっているんだ、とわかったのも収穫だった。