浦沢直樹×手塚治虫『PLUTO01』(BIG COMICS SPECIAL)

2巻が出たときに、豪華版を01(3刷)、02ともに購入。手塚治虫文化賞に決まったということで、時間を作って読んでみた。
サスペンス的なストーリーで楽しめることは楽しめる。けど、彼の漫画はいつもこんな感じ。完結したときに、読後に何も残らないただのエンターテインメントにとどまってしまわないか心配だ。
気になったのは、p.122の「日本人のモグリの医者」という記述。『MONSTER』と関係づけるつもりなのだろうか。

手塚治虫著『鉄腕アトム 史上最大のロボット』(豪華版01の特別付録)

これを読んどくと、浦沢さんがどのようなリメイクを施しているのかがわかっていいかもしれない。
余談だけど、豪華版って、でかけりゃ豪華なのかよといいたくなる。読みにくいだけなんだけどな。ほかのところで豪華にしてほしい。

浦沢直樹×手塚治虫『PLUTO02』(BIG COMICS SPECIAL)

なんだよ、この02の豪華版の付録。でっかい冊子みたくなってるから、シールも同じ大きさなのかと思いきや、その部分には緩衝材のボール紙が入ってるだけ。詐欺じゃん。
あとがきの手塚真さんの文章はうまい。幻冬舎から小説を出していると知って納得。