中央公論』5月号

(情報出所id:ginzburg:20050411)「アルツハイマー介護家族の現実 肉親を憎む時、愛おしく思う時」というルポ(全9ページ)が載っている。
3つの実際の介護例を取り上げていて、1つ目、2つ目はそれぞれ、母親、義母を介護するケース、3つ目は、介護の対象が親に限られない、ということで、妻を介護するケースだ。
在宅がよしとされている風潮に疑問を投げかけてはいるものの、大部分は現状報告にとどまる。
この先彼女は、情報を提供することのみでやっていけるのだろうかと考えたが、若いことと、あと女性だということが、取材の際に、何らかのプラスに働いているのかな。私の読解力では、それを読み取れないけど。

小説新潮』5月号

「十歳の『女』千葉少女つれ去り事件」という文章が、全11ページ掲載されている。この事件についてはリンクが以下にまとまっていて、詳しい。
http://rir6.g.hatena.ne.jp/keyword/%E5%8D%83%E8%91%89%E5%A5%B3%E5%AD%90%E8%AA%98%E6%8B%90%E4%BA%8B%E4%BB%B6
そういえば、そんなのあったなあと思い出す。モナーがうつっているので、2chでもネタになっていた。関心を引いたのは次の点。
逮捕された植木義和(47)は、健康ランドである30歳の男に因縁をつけて金を奪い取った。その後どういう流れになったのか、植木と少女、カモにされた男とその男児(10)で王様ゲームをすることになる。それで、10歳の少女が王様になると、男の子に「自慰をするよう命じた」そうだ。
小学校5年生がそんなことするのは、ちょっと想像できないなあと思ったんだけど、河合さんはここに表れる10歳少女の「女」としての面に焦点を当てて文章を書いている。