『週刊朝日』12/3号

『獄窓記』(ポプラ社)で新潮ドキュメント賞を受賞した山本譲司衆議院議員との対談全3ページ。本の内容を知らなかったから、適当なふたりを組み合わせて、販促のために対談させたのかと思ったけど、それは大きな間違いだった。刑務所の中知的障害者がいかにして過ごしているのか、そして、障害者が出所した後にきちんとしたサポートを受けられず、また事件を起こしてしまう状況。そんなことが本の中には書かれているらしい。ふたりが扱った直接の題材は違うけれど、障害者に対して私たちがどのようにして向き合っていくのか、そういうことをめぐっての、とても中身のある対談だった。