毎日新聞10/27朝刊

(情報出所id:avetikkom:20041027)第50回学校読書調査に関連したインタビューが、大きく載っている。子どもの犯罪についての、『ナイフ』『エイジ』の著者としての意見は、まあ普通というか、よくあるもの。大人たちが読んでもいない本を、ダメと決め付けるなというのは同感。この間(id:amanomurakumo:20041006)の対談で、「元引きこもりの作家が、まだ大きな文学賞とかは受賞していないけども、人気を集めている」というようなことを言っていた。私はこれを聞いた時に、滝本竜彦を思い浮かべたが、このインタビューを読むと、それは間違いではなかったようだ。

週刊文春』2003年9月25日号

家の履歴書に重松清登場。繰り返した引越しについての詳細を知ることができる。「幸せの指標が(重松さんの)親の世代は風呂だった。自分たちの世代は、その指標が洗濯機になるのではないか」という考えはとても興味深い。

週刊新潮』2003年5/1、8号

小説新潮』11月号に「黒い報告書ご当地スペシャル」ということで、「マドンナの帰郷」が載っているけど、これまでに『週刊新潮』のほうでも何回か書いていたようだ。この号は「黒い報告書スペシャル」ということで、重松清高山文彦が執筆している(要するに通常のもの2回分でスペシャルになってるってこと)。ウルトラマン人形の使い方がいい。

週刊新潮』2003年9/25号

外国人の舌足らずぶりがうまいなあと思う。この号は「黒い報告書」の他にも、「おとなの羅針盤」(JTの広告)を書いている。

週刊新潮』4/29号

最初は失敗でも、2回目にうまくできればいいんだよと母親にいわれて育ち、それを従順なまでに信じてきた男のお話。この3つの「黒い報告書」で一番よかった。