『カシオペアの丘で』
講談社のサイトにて、著者のインタビューが見られる。現在、vol.1「舞台は北海道です」が公開中。
http://shop.kodansha.jp/bc/books/topics/cassiopeia/
ところで、このまえ到着したサイン本だが、まったくヤフオクに出品されていない。サイトで売り出されたのは、上下各100冊の計200冊だったらしいが、まあ、買う人はセットで購入するだろうから、推定100人のサイン本所有者がいるわけだが、転売目的はひとりもいなかったのか。へえ。
でも、まあいくらで売れるものなのかわからないしねえ。
『なぎさの媚薬4 きみが最後に出会ったひとは』(小学館、2007/6)
「きみが最後に出会ったひとは」「なぎさの媚薬」の中編2本。『週刊ポスト』にそれぞれ「章の青春」「なぎさの青春」として掲載されたものを改題。これでシリーズは完結となる。
一気読み。シリーズを振り返ると、最初のころは、ただひたすらに官能小説という感じだった。しかし、作品を重ねるごとに、そういった色は薄まって、代わりに、「黒い報告書」*1チックな面が強く出るようになった。だからこそ、読ませる作品になっている。やっぱり、フリーライター重松清の真骨頂はこういうところこそ、あるんだと思う。
私のこだわり人物伝
きのう、22:25から25分にわたって第1回(全4回)が放送された。放送中、大阪の街を歩く重松清。周囲の人間は、カメラが回っていることには気づくんだけど、誰もわーわーいわない。
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200706/tuesday.html