『みんなのなやみ』(理論社

理論社のサイト上で10代に限定して、質問を募り、それに重松清が答えたもの。YA(ヤングアダルト)新書「よりみちパン!セ」というシリーズの第一弾。
大学生が手にとっていいのかと思ったが、「中学生以上のすべての人へ」と帯にあり、実際読んでみて、ためになった。重松清は、特定の人(この場合質問した人)に向けた言葉を書きたかったんだろうな。回答がうまいかどうかはわからないけど、ひたむきな姿勢で臨んでいることに好感を持った。自らの体験をもとにしての回答もあり、今まで知られていなかった重松清の過去に触れることができた、という点でも満足。

婦人公論』11/7号 女のニュース男のニュース

世代がテーマ。西武の伊東勤監督が胴上げされる側になったこと、内閣改造。そして、球界参入を目指す堀江社長の服装に対するバッシングの考察。自身が直木賞を受賞した時に茶髪、無精ひげ、ノーネクタイをうるさく言われたことも、この文章の背後にあるんだろうなと思った。

子どものこと話そう

更新された。始まって1年が経過したけど、終了しそうな気配まったくなし。書籍化の予定があるのかどうかも気になる。

yahoo!ブックスインタビュー(『いとしのヒナゴン文藝春秋

http://books.yahoo.co.jp/featured/interview/20041027shigematsu/01.html
インタビューしている杉山由美子については、こちらが詳しい。
http://www.ks-hirointer.com/interviewbacknumber002.htm

『ヒナゴン』公式ファンブック

http://www.mediasion.co.jp/hinagon/index.html
来年3月発売予定。12月31日まで予約特典あり。映画のタイトルは、監督の考えで『いとしのヒナゴン』から『ヒナゴン』へと変更になったそうだ。

渡邊孝好監督(『ヒナゴン』)

http://www.141ece.com/video/watanabe.html
野島伸司作品を過去に担当。そのノベライズは田村章だけど、そのへんのつながりで、今回の監督となったのかな。

『ビタミンF』(新潮社)の帯

最近オークションを見ていたら、直木賞受賞帯、元帯(「山本周五郎賞作家が放つ家族小説の最高峰」)の他に、「NHKドラマ化決定」という帯があることを発見した。これが一番レアだったりして。

週刊新潮』11/4号

小説新潮』11月号の黒い報告書スペシャルについての記事があり、重松清についての言及もちょっとだけあった。