でもう一つの記事が、女子バレー全日本監督の柳本晶一へのインタビューをもとに構成したもの。書いているのは、吉井妙子。(今年の4月ぐらいに、女子バレーの本を出してる)
冒頭柳本監督は、「自分はその風貌から、気合で選手たちを引っ張っていくタイプに見られがち。本当は技術的な面をしっかり指導しているのに、話を聞く方は私の人生ばかり知りたがる」というようなことをいう。うーん、大山加奈に向かって、「夢持って、滋賀に帰ったらええやん」というシーンなどからして、彼が気合系の監督であることは疑いないように、私は思うのだが。
まあ、それはいいか。そして彼のバレー人生が、実業団に入った時のことまで含めて、詳細かつユーモア満載に語られていく。
この人の話は、いつも機知に富んでいて面白い。スポーツ指導者ということでならば、小出監督か、柳本監督かっていうぐらい、コメントが適切だなと思う。