重松清関連書籍リスト(2006年)

  1. 2006 1/2 この恋愛小説がすごい! 2006年版 株式会社G.B.取材・構成・文 宝島社 『その日のまえに』がランキング5位に入っている。言及があるのは、p.4、p.11、p.50、p.92-93、p.100、p.102-103、p.106、p.109。p.11には「自他ともに認める家族小説の第一人者である重松清」というおかしな記述。自分で「俺は第一人者だ」なんていう作家がいるか?
  2. 2006 1/19 ないものねだり 中谷美紀 マガジンハウス p.81-で、『疾走』のアカネ役が自分に回ってきた経緯について書かれている。p.90-では、同じく『疾走』でヤクザの情婦(アカネ)を演じることになった感想。p.96-には、アカネ役を演じるにあたって用いた関西弁の話題がある。
  3. 2006 1//25 短編小説より愛をこめて 阿刀田高 新潮社 巻末の「私の愛した短編小説20」に、重松清「セッちゃん」があげられている。
  4. 2006 1/30 世界と僕たちの、未来のために 森達也対談集 森達也 作品社 『中央公論』2003年8月号に掲載された森達也との対談「メディアはオウム報道の教訓を生かせたのか」が再録されている。
  5. 2006 3/24 月給12万のヒーロー―がんばれ!! 侍ベアーズ― 津川晋一 竹書房 帯に推薦文。
  6. 2006 4/1 千代に八千代に 集団読書テキスト・第?期 B116 重松清 全国学図書館協議会 「読書会や朝の一斉読書等のためのテキスト」とのこと。原拠は『リビング』に掲載された作品だが、語句の注解や「重松清の年譜」などがついている。
  7. 2006 4/14 齋藤孝のイッキによめる! 名作選 中学生 齋藤孝編 講談社 『かっぽん屋』所収の「ウサギの日々」が再録されている。
  8. 2006 5/25 ロコ! 思うままに 大槻ケンヂ 光文社 帯(裏表紙側)に推薦文。
  9. 2006 6/1 空を飛ぶ恋 ケータイがつなぐ28の物語 新潮社編 新潮文庫 『週刊新潮』2004年3/18号に掲載された掌編「オーヴァー・ザ・レインボウ」が収録されている。
  10. 2006 6/10 こども哲学 よいこととわるいことって、なに? オスカー・ブルニフィエ 朝日出版社 日本版監修を担当。巻末に「おまけの話」を書き下ろし。
  11. 2006 6/10 こども哲学 きもちって、なに? オスカー・ブルニフィエ 朝日出版社 日本版監修を担当。巻末に「おまけの話」を書き下ろし。
  12. 2006 6/12 Vintage'06 石田衣良角田光代重松清篠田節子藤田宜永唯川恵 講談社 『小説現代』2005年5月号に掲載された「ひとしずく」が再録されている。
  13. 2006 7/5 新・風に吹かれて 五木寛之 講談社 帯に「マイ・インプレッション」として、過去におこなわれた対談からの抜粋が掲載されている。重松清以外の面々は石原慎太郎塩野七生村上龍玄侑宗久柳美里、松永伍一、小池真理子阿川佐和子村松友視
  14. 2006 7/7 一字一会 いま、何か一つだけ、字を書くとしたら? 週刊金曜日編集部編 金曜日 重松清は「情」という一字を選んでいる(初出は『週刊金曜日』2004年2/6号)。
  15. 2006 7/10 本を読むわたし My Book Report 華恵 筑摩書房 『小さき者へ』『卒業』の2冊が取り上げられている。また、あとがきでは重松清の本のみ2冊になったことについて書かれている。
  16. 2006 7/25 劇団きらきら物語 障がいのある子もない子も共に演劇を! 田中靖子 幻冬舎 巻末に選評が掲載されている。その一部は帯にも転載。
  17. 2006 7/31 中央線で行く東京横断ホッピーマラソン 大竹聡 大竹編集企画事務所 ゴール地点に重松清が登場。著者とホッピーを飲み交わしている。
  18. 2006 8/20 総理大臣の器 三反園訓 講談社+a新書 帯に推薦文。また、著者との対談「<重松清氏が語る総理の品格と器>漫画や似顔絵に描かれる、リーダーシップのとれる人!」が収録されている(全26ページ)。直木賞を取ったときの山本文緒堀江敏幸との写真あり。
  19. 2006 8/25 エンターテインメント作家ファイル108 国内編 北上次郎 本の雑誌社 『日曜日の夕刊』の文庫解説収録(p.156-)。また、p.41、52にも言及あり。巻末附録の年度別ベスト10(初出『本の雑誌』)では、2002年度の1位に『流星ワゴン』が選ばれている(pp.350-3)。また、ランク外だが、p.362には『卒業』についての記述あり。もうひとつの附録「この30年間の面白本ベスト30」では、30番目に『流星ワゴン』が取り上げられている(p.371、373)。
  20. 2006 9/22 東大生が書いた「国語」のことを感動的に好きになる本 長谷川裕 ダイヤモンド社 「追伸」を用いた長野県の入試問題が掲載されている(p.92-102)
  21. 2006 9/25 こども哲学 人生って、なに? オスカー・ブルニフィエ 朝日出版社 日本版監修を担当。巻末に「おまけの話」を書き下ろし。
  22. 2006 9/25 こども哲学 いっしょにいきるって、なに? オスカー・ブルニフィエ 朝日出版社 日本版監修を担当。巻末に「おまけの話」を書き下ろし。
  23. 2006 10/5 小説家 勝目梓 講談社 帯に推薦文。
  24. 2006 10/10 小説の一行目 小説の一行目研究会編 しょういん p.97に『ビタミンF』の出だしが収録されている。
  25. 2006 10/19 酒日誌 坪内祐三 マガジンハウス p.159、188、191、218に言及あり(すべて『ダ・カーポ』初出)。
  26. 2006 10/19 ワーホリ任侠伝 ヴァシィ章絵 講談社 帯(裏表紙側)に、第1回小説現代長編新人賞の選評(抜粋)が掲載されている。
  27. 2006 10/31 極上掌篇小説 著者30人と多数のため省略 角川書店 掌篇「それでいい」が収録されている(初出は『野性時代』2005年6月号)。2009/11文庫化にあたり、本のタイトルは『ひと粒の宇宙』と改題された。
  28. 2006 12/5 オカン、おふくろ、お母さん 文藝春秋編 文藝春秋 『文藝春秋』2006年8月号掲載の「引っ越しの達人」収録。母親の話はあまりエッセイで見ないから、貴重な文章なのかもしれない。
  29. 2006 12/30 言葉のなかに風景が立ち上がる 川本三郎 新潮社 『定年ゴジラ』についての風景評論収録(pp.50-9)。初出は『芸術新潮』。