大竹聡著『中央線で行く東京横断ホッピーマラソン』(大竹編集企画事務所)

著者が中央線の各駅でホッピーを出すお店を探し出し、全線走破を目指す。第1部がその中央線で、第2部は京王線
各店で、お店の方や周りのお客さんとの交わす会話が愉快。読者の私までマラソンに参加をしているかのごとく精神状態で読了。面白い。
仙川で締めくくられるマラソンのゴールには重松清が登場。『酒とつまみ』の今後についてあれこれ提案する。

あさのあつこ著『The MANZAI 1-3』(ピュアフル文庫

読んで満足だし、いい話だとは思った。けど、もう少し若い頃に出会いたかったな。
1巻の最後に、巻末特別対談「あさのあつこ×重松清」全13ページ収録。最初の2ページちょっとは、『COMIC RUSH増刊 まるごとあさのあつこ』の対談と同じもの。残りは同じときにやったものから、別の部分を収めているようだ。少年を書くことについて、など。
2巻は解説芦原すなお、3巻の解説は加納朋子

週刊朝日増刊号 2006第88回全国高校野球選手権大会甲子園』(8/15増刊)

星野仙一が語る甲子園 すべての原点はここにある」と題されたインタビューの聞き手を務めている(全3ページ)。星野が高校球児時代だったころの話が中心。7月21日付の朝日新聞に掲載されたインタビューを、別のまとめ方にした?

小説トリッパー』夏号

第17回朝日新人文学賞の選評を書いている。

『波』8月号

吉野万理子著『雨のち晴れ、ところにより虹』の書評を書いている。下記URLにも掲載。
http://book.shinchosha.co.jp/cgi-bin/webfind3.cfm?ISBN=300632-3