重松清関連書籍リスト(2005年)

  1. 2005 1/25 笹塚日記 うたた寝篇 目黒考二 本の雑誌社 p.114脚注、p.125上段、p.151上段、p.156下段、p.197下段、p.231下段、p.232上段に重松作品について言及があるほか、p.178でハルウララブームについての複雑な気持ちを述べている。また、p.228上段では、盛田隆二『ストリート・チルドレン』の編集者が重松清だったことを知ったそう。
  2. 2005 2/1 ゼブラーマン4 宮藤官九郎原作 山田玲司漫画 帯に推薦文。
  3. 2005 2/5 国語六上創造 光村図書 重松清作、唐仁原教久絵「カレーライス」が収録されている(注:学校の教科書なので、書店には並んでいない。注文が必要)。
  4. 2005 2/5 絶望に効くクスリ ONE ON ONE3 山田玲司 五味太郎についての「あの人って接近戦でしょ」という発言が取り上げられている。
  5. 2005 2/8 智慧の実のことば ほぼ日刊イトイ新聞語録 糸井重里監修 ぴあ 重松清の発言が複数収められている。 
  6. 2005 2/15(2月号) IN POCKET 講談社 『流星ワゴン』(講談社文庫)の解説を受けて、もうひとつのあとがき「『だけど』の先の思い」という文章を執筆。
  7. 2005 2/15 特別な一日 朝山実編 徳間文庫 「どんぐりのココロ」(『きよしこ』所収)掲載。
  8. 2005 2/20 私の体を通り過ぎていった雑誌たち 坪内祐三 新潮社 p.22に「『女性自身』の特に「シリーズ人間」という連載(今でも続いていて、あの田村章が執筆していたりする)を愛読した」という記述がある。
  9. 2005 2/28 山口瞳の男というもの 21世紀の生きかた研究会 コアラブックス 表紙カバーのコラージュに重松清編『山口瞳「男性自身」傑作選 中年編』が使われている。
  10. 2005 3/10 メディア異人列伝 永江朗 晶文社 重松清が登場した『噂の真相』1999年9月号の記事収録。その他にも重松清についての言及あり(永沢光雄勝谷誠彦の回)。
  11. 2005 3/15 大書評芸 立川談四楼 ポプラ社 『定年ゴジラ』の書評収録(初出は『週刊宝石』1998年6/11号)
  12. 2005 3/31 北上次郎大森望 読むのが怖い! 2000年代のエンタメ本200冊徹底ガイド ロッキング・オン pp.135-6、p.146、p.149、p.152、pp.155-6に重松清についての言及あり。
  13. 2005 4/5 本の雑誌増刊 本屋大賞2005 本の雑誌編集部編 本の雑誌社 p.66では『卒業』、p.77では『いとしのヒナゴン』、p.99では『きよしこ』についての、書店員さんのコメントが掲載されている。
  14. 2005 4/20 伊丹十三の本 「考える人」編集部編 新潮社 「世間噺のノイズ」というコラムを書いている(全4ページ)。 
  15. 2005 4/23 ダ・ヴィンチ読者7万人が選んだこの一冊 なんでもブックランキング106本勝負 ダ・ヴィンチ編集部編 メディアファクトリー ”家族”について考えさせられた本(10位に『ビタミンF』、p.68-9)、”学校”について考えさせられる本(7位に『エイジ』、p.72-3)、今だからこそ”親”に読んでほしい本(1位に『エイジ』、p.108-9)に重松作品がそれぞれランクイン。また、2000年下半期の直木賞に『ビタミンF』(p.170)が選ばれたことが書かれている。
  16. 2005 5/6 子どもが見えない NHKスペシャル「子どもが見えない」取材班、義家弘介、金森俊朗著 ポプラ社 巻末に重松清特別インタビュー収録。僕なんか自分もエロサイトに接触したりしてるから、「一つにアクセスすると次々にバナーが開いちゃうんだよ、下手にエンターを押すとヤバイからな!」とか、ネットの怖さを山ほど娘たちに教えてるもん(笑)(p.394より)。またp.86には『エイジ』についての言及がある。 
  17. 2005 5/28 ヒナゴン公式ファンブック Dear HINAGON 親愛なるヒナゴンへ… ザメディアジョン インタビュー掲載。この作品のキーワード、主人公の名前が信子である意味などについて語っている。自らの映画初出演シーンの模様も。
  18. 2005 6/25 コンビニ・ララバイ 池永陽 集英社文庫 「『重松清浅田次郎を足したような小説だ。この二人の作家の傑作のエキスをシェイクしたらこんな小説になる』とは、新刊時に書いた『コンビニ・ララバイ』評だが、これ以上付け加えることは何もない」(北上次郎の解説より)
  19. 2005 8/8 あたしは非定型精神病なのだよ 平下まりあ たま出版 「重松清『見張り塔からずっと』に収められた短編『カラス』を読んだ。そこには現実があってぞっとした。私はなぜ、こんなに一般からズレているのだろう」(p.147)
  20. 2005 9/20 下流社会 新たな階層集団の出現 三浦展 光文社新書 帯に推薦文(増刷分のみと思われる)。
  21. 2005 10/5 絶望に効くクスリ5 山田玲司 小学館 第47夜に、『ヤングサンデー』No.6、7合併号に掲載された重松清の回が再録されている。
  22. 2005 10/15 あなたのことが、いちばんだいじ 盛田隆二 作品社 あとがきに「穴のなかの獣」を重松清に依頼されて書いた、とある。
  23. 2005 10/31 早稲田の杜から「変える力」を考える 大学力 白井克彦×枝廣淳子 主婦の友社 巻末の「早稲田大学出身の著名文化人・芸能人・スポーツ選手」に名前が出ている(p.309)。また、同じく巻末の「早稲田大学関係者 芥川龍之介賞直木三十五賞受賞者&受賞作」にも名前が出ている(p.319)
  24. 2005 11/1 早稲田魂'06 ザ・ワセダ・ガーディアン 「藤岡信介、探検シリーズ」というコーナーで、くつ、くつした、ライトといった探検のおとものなかに、なぜか重松清『ナイフ』が入っている。このミニコミは、意外にもISBNがついていて、書籍扱いのようだ。
  25. 2005 11/20 日本の大事な話 編集者の学校編、元木昌彦聞き手 ロコモーションパブリッシング 藤原和博へのインタビュー中に名前が出ている(p.24、29)。
  26. 2005 11/23 絵はがきにされた少年 藤原章生 集英社 帯に推薦文(筑紫哲也重松清)。選評からの抜粋?
  27. 2005 11/25 プリズン・ボーイズ 奇跡の作文教室 マーク・サルツマン著 三輪妙子訳 築地書館 帯に推薦文。
  28. 2005 12/1 大人力がさりげなく身につくR25的ブックナビ R25編集部編 『定年ゴジラ』および『スポーツを「読む」』の本紹介収録。
  29. 2005 12/9 The MANZAI 1 あさのあつこ ピュアフル文庫 著者との「巻末特別対談――リアルな少年を描き、リアルな少年たちに読まれたい――」が収録されている。対談はふたりの出身地である岡山でおこなわれた。
  30. 2005 12/15 日本の子ども60年 社団法人日本写真家協会編 新潮社 巻末に「ニッポンの子どもたちへ」という解説を書いている(全2ページ半)。
  31. 2005 12/21 ああ、顔文不一致 瀬古浩爾 洋泉社新書y 重松清について扱われているのは、p.75-77。「ごついのにやさしい重松清」という小見出し。「重松清をテレビの『情熱大陸』で見た。見た目はごついが、怖い顔ではない。むしろ、この文章のようにやさしいのである」というのだから、どちらかといえば顔文一致の例なのか。p.80にも少し言及あり。
  32. 2005 12/23 日本一怖い! ブック・オブ・ザ・イヤー2006 SIGHT編集部編 ロッキング・オン 言及が何箇所か。「重松清さんが言ってたけど、自由にいろんなことをやるために賞を獲りたいんだって」(斎藤美奈子、p.39)。p.58では大森望北上次郎による『その日のまえに』および『流星ワゴン』への言及あり。p.73では北上次郎三羽省吾重松清を並べて論じている。
  33. 2005 12/30 あるきかたがただしくない 枡野浩一 朝日新聞社 『週刊朝日』2004年7/16号に掲載された重松清についてのエッセイが再録されている。