硫酸事件で思い出したこと

先月末のこと。琉大のサークルで先輩・後輩だった男たちの間で起きた事件が話題になった。どれでもいいけど、とりあえずFRIDAYの記事をあげておく。

直接の動機はまだわからないけど、ふたりの間にはタメ口をめぐるいざこざがあったという。

https://friday.kodansha.co.jp/article/202082

最初は自分が引っかかるというか、興味をもつようなところはなかったんだけど、そういえば私も学生時代、先輩を君付けで呼んで注意されたことがあったなーとふと思い出した。

ゼミ内での話。そもそもなんで君付けだったか。あんまり気にしてなかったというのが正確なのかな。わたしは一年浪人で大学に入ってるけど、それで同い年だからとかそういう意識はなくて、ただ気にしてなかったんだと思う。

普段は1学年上の先輩としか接しないけど、私を注意してきたのがたまに顔を出す2学年上の先輩だった。

その場では何も言われず、メールで指摘された記憶がある。

「自分は気にしないけど、そういうのにうるさい人もいるからやめたほうがいい」

どう対応したんだろう。対面で謝った記憶はあるけど、メールの返信自体はどうしたか覚えていない。

謝罪こそしたものの、ずっとモヤモヤは残っていた。

というのは「自分は気にならない」とは言うけれど、結局本人が気にしたから注意してるわけで、それは結局気になってるんじゃないのかと。他人をあげるやり方がずるく思えた。

注意してくれたことへの感謝はいまもない。ただ今回の硝酸事件に触れて、注意の意味はこういうことだったのかなとは思う。もしどこかで会う機会があったら、注意しようと思った理由を聞いてみたいな……。ずうずうしいか。