「蚊とりん」使用報告

イントロ

2013年に購入。以下は2013&2014の2シーズン使ってみての感想と紹介。
詳しくは公式サイト*1をご覧いただきたいが、いちおうどのような商品か説明しておく。ポットとかバケツを思い浮かべてほしい。そこに水をはって、蚊に産卵させる。普通は定期的に水を捨てる作業がいるが、本商品は不要。育った蚊を脱出させずに放置、やがて死なせるのが特徴だ。
まずはばーっと画像を。

6個入りで3980円(送料別)。伝票の品名はそのまんま「蚊とりん6個」だった。

添付されてきた資料とCD-R。内容は蚊についてメディアで取り上げられたときの記事とか映像。映像は計8本で50分ぐらいある。
ちなみにだが、説明書の類はついてない。組み立てはネットで確認できる。

本体のアップ。最初から組み立ては済んでいる。

分解。シーズン終わって洗うときは、このようにばらすことになる。
左のフタは、葉っぱや異物の混入を防ぎつつ、雨水だけは入るようにする意味あいのもの。

小指で下の円盤を持ち上げているのがわかるだろうか。水が入った状態のときは、このようにフロート弁が浮く。

逆に水がないとフロート弁がさがる。だから仮に水がすべて蒸発しても、蚊が逃走することはないそう。

雨水

本商品は雨水を使用するよう求めている。これをどう調達するかがひとつの問題。というのは雨の日に外へ出す程度では、まったくたまらないからだ。
したがって雨水のながれる場所からすくうことになるが、なかなか面倒だと実際つかって気づいた。傘さして本体もってだからね。
また、夏本番になると雨量が減るので、ペットボトル等にストックしておかねばならない。蒸発でけっこう減る。私は2週間に1回程度、追加している。
そしてここまで書いてアレだが、別に水道水でもかまわないと思う。私の環境下では水道水でもボウフラが出現するし、出現しないならしないでいいのではないか。効果が視認できないのは残念かもしれないが……。

感想

・家の周りに5個設置。そのうち2個は最初ボウフラが出なかったので、場所を調整した。場所は大事。
・ウヨウヨあらわれるボウフラを見て、あーこんなに卵を産むんだなあと知る。対策せずに全部蚊となってたら怖い怖い。
・されど「使うようになったら、家の周りから蚊がまったくいなくなった」などという即効性はない。なんとなく減ったかなレベル。
・水の重みがあるので、今まで風で倒れたことはない。風速20mぐらいまでなら、退避させなくて大丈夫そう。
・シーズン終わりに死滅している蚊の数は、1個平均10体ぐらいなのかな。ちゃんと数えてないのと、あと死んだ蚊はちゃっちくなってるので数えづらい。
・洗うのはけっこう面倒。死んだ蚊は狭いゾーンに入り込んでいるため、水をじゃーっとやったぐらいでは出てこない。きれいにしたいならつまようじでかき出すなどする。来年もつかうからきれいにしなくてもいいやという考えもあり。
・片付ける時期はそんなに早くないほうがいい。10月にまだ生存している蚊がいたことがある。