2回戦

横浜が7-1で丸亀を下した。ピッチャー伊藤は完投で毎回の14奪三振。試合後のインタビューを見ると、話しぶりが少し成長したように感じられた。
伊藤の話にあったが、丸亀打線はコーナーをついてもカットでねばる。無理せずヒットにできるボールを待ったのだろう。あのチームが採る戦法としては有効に見えた。対して横浜バッテリーはストライクゾーンの変化球で勝負しにいった。こういった枠組みが「打たせて取る」伊藤を、奪三振マシーンに変貌させたのだと思う。
BS朝日の解説は、清峰高校元監督の吉田洸二。横浜の強さの理由を問われ、「画面には映らないが、センターは深めなのに、レフト・ライトは定位置といった細かいことをやる」と答えた。それ以外の発言にも、指導にたずさわる人の実感がこもっていて、いい解説だった。