秋季東京都高等学校野球大会(3回戦、江戸川区球場)

イントロ

西葛西から徒歩5分そこらで着く。この近さはうれしい。
球場のサイズは両翼90-中堅118で、相当狭い部類に入る。きょうはグラウンドが雨上がりなのか、シートノックからかなりイレギュラーが目立った。整備がブラシだけで不十分なのもあるかもしれない(本塁付近はトンボも使っていたが……)。

関東一×八王子

ヒットの数を見ると八王子6本、関東一が8本なのだが、力の差を感じた。八王子の三振が12個あったのもそうした印象につながっている。
展開としては、関東一が初回に先制。さらに6回にも1点、7回には2ランでだめ押し。八王子は完封負けを喫した。
関東一の6回の1点は、1アウト2塁から叩きつけるショートゴロで3塁へ進めたのが大きかった。
7回の2ランは、2アウトランナーなしからヒットを打たれてドカンだから、八王子としては痛かったな。
あと目についたこととしては、関東一は1球1球、何を投げるかベンチが指示を出してる? キャッチャーがピッチャーにサインを出すまえに、必ずベンチのほうを見るような……。単なるクセかもしれないが。

得点経過

1回裏、木内がレフト線へタイムリー2ベース。(関東一1-0八王子)
6回裏、松谷がセンター前にタイムリー。(関東一2-0八王子)
7回裏、木内がレフトへ2ラン。(関東一4-0八王子)

郁文館×成立学園

正直どっちに転んでもおかしくないと思った。ただ郁文館のほうが振りが鋭かったのと、あとはミスをやらなかった。そのへんが勝敗を分けたかな。
展開を追っていくと、まず3回表、成立学園が9番谷岡のソロで先制。対する郁文館は4回裏に2点をあげて逆転、さらに6回裏にも1点追加し3-1。
しかしながら追いすがる成立学園は8回表、2本のタイムリーで同点とする。
試合を制したのは郁文館。8回裏に2ベースのランナーを置いて、5番松下がセンターへタイムリー。これが決勝点となった。
一次予選で日大三を下した話題校。いったいどこまで進むのだろうか。

得点経過

3回表、谷岡がレフトへソロ。(郁文館0-1成立学園
4回裏、三枝がライト線へタイムリー2ベース。(郁文館1-1成立学園
4回裏、坂倉がレフトフライ。レフト三好は懸命に追いつくもボールをこぼしてしまう。(郁文館2-1成立学園
6回裏、1アウト1・2塁から東がサードゴロ。2塁はアウトにしたが、1塁への送球にミスが出る。(郁文館3-1成立学園
8回表、篠崎が三遊間を破るタイムリー。(郁文館3-2成立学園
8回表、見目がライトへタイムリー。ファーストの守備範囲だったが捕れず。(郁文館3-3成立学園
8回裏、松下がセンターへタイムリー。(郁文館4-3成立学園

メモ

一般券700円、選手名簿500円。去年と同じかな。