西武×楽天(11回戦、西武ドーム)

ダブル親子ゲーム

10:00過ぎ、池袋駅のホームで電車を待っていると、楽天グッズをまとった人が。きょうは11:00からのイースタンが西武×楽天で、1軍も18:00から同じカード。それで、こんな早くからイーグルスファンがいるわけだ。
ついでにいうと、どちらも11回戦だ。それゆえ、きょうは同じタイトルのエントリが2本になってしまった。

情報もろもろ

西武ドームでの2軍戦は、2006年に2試合を見て以来だ。もっとも当時はインボイスSEIBUドームだったが。
入場券売場でチケットを購入。ファンクラブ料金で500円。ちなみに券面のデザインは1軍のものと同様。ただ、あらかじめ発券はしてあったようで、すぐに出てくる。列ができてたら嫌だなと思ったが、窓口は3-4つ開いており、心配はいらなかった。
3年まえは、もぎりの場所が外野と内野の境目だった。だが今回は、1軍同様にゲートのところ(3塁側のみ)。ただ見はできなくなったようだ。
開放されていたのは、バックネット裏すべてと、ダグアウトテラスも含めた3塁側の座席。ただし外野席とフィールドビューシートには入れなかった。

序盤・中盤・余談

ライオンズの先発は平野。立ち上がり、いきなり高須に3ランを浴びる。拍手を聞くと、イーグルスファンの方も多いようだ。
しかしライオンズも坂田のホームラン、星のタイムリー、そして細川のホームランで3-3の同点に追いつく。
場内のライオンズファンには、頻繁に後ろを振り返る様子が見られた。上の選手たちが出勤してくるからである。私は黒瀬・後藤・ワズディン・小野寺を目撃した。なかでも黒瀬は、長時間にわたってサインなどに応じていた。いい気配りだ。
さて、同点から一歩リードしたのはイーグルス。7回表、牧田のタイムリーで4-3と1点勝ち越し。

藤田太陽

きょう足を運んだのは、彼に声援が送りたかったからだ。その機会は、8回表にやってきた。
頭から登板して、内容は内村をショートゴロ、西村をライトライナー、枡田をセンターライナー。三者凡退にしとめた。先頭バッターに対してはボールが定まっていない感があったが、後は上々の印象。個人的な心残りは、セットポジションが見れなかったことかな。
彼は秋田出身だそうだが、結果を残して、7/29のこまちスタジアムでの試合のときには、上にいてほしいものだ。まったくの予想だが、あと一度無難に抑えたら、もう上げるような気がする。

9回裏

1点リードされたライオンズの攻撃。マウンド上にはこの回から川岸があがった。へえ、投げられる状態になってたんだ、と。
NPBのサイトによると、7/10に1イニング、7/12に1/3イニング投げていて、これがイースタンで今季3試合目の登板。
吉見をピッチャーゴロ、原を三振で簡単に2アウト。私には、このままスコアが動かずゲームセットになる以外の展開が浮かばなかった。
しかし、赤田が左中間へ2ベースを放つと、次の浅村が打ったボールはレフトスタンドへ。今季1号(ということはプロ初アーチ)にして、逆転サヨナラホームランである。
このクラスのピッチャーから打てたことを、今後の自信にしてほしい。

得点

1回表、高須がレフト中段へ3ラン。(西武0-3楽天
1回裏、坂田がバックスクリーンへソロ。(西武1-3楽天
4回裏、星が左中間へタイムリー2ベース。(西武2-3楽天
5回裏、細川がレフトへソロ。高須のよりは飛んでたかな。(西武3-3楽天
7回表、牧田がライト前へタイムリー。(西武3-4楽天
9回裏、浅村がレフトへ逆転サヨナラ2ラン。(西武5-4楽天

メモ

きょうはボックスシートに座った。だがここ、ひどく見にくい。座席の並びが「\\//」という感じに接待用で、ホームベースへ向いていないのだ。やはりネット裏だと、ロイヤルシートのところが観戦向きなのかな。
バックネット裏上段に、ビール・コーヒー等の売店が出ていた(これ、3年まえもあった)。
ラッキー7の曲は、両チームともに流れた。
7回裏、浅村が打ったファウルボールは1塁側ブルペンへ。そして面白いことに、フェンスとその下のラバーの間にはさまってしまった。イーグルス投手陣が取りにいったものの、しばらく抜けず。

NPB公式より

試合時間:3:08
観衆:533