単なる雑記

時刻は18:45ごろ。日が少し長くなったとはいえ、もうこの時間は闇だ。私は家に帰るべく、図書館の駐輪場へ向かった。そして、停めてあった自転車に近寄る。
ん? かごのなかに何かが。それがゴミならよくあることなのだが、そうではなかった。
携帯電話である。わけがわからない。他人の自転車になぜ。
まあそれはいい。問題はこれをどう処置するかだ。
さて、ここで気にかかったことがある。通路をはさんで反対側に、高校生ぐらいの男がいたのだ。彼はメールに夢中なのか、いますぐ立ち去る様子がない。
もしや、こいつ、私を見張っている? そして、かごのなかのブツをそのままにしてとんずらしようもんなら、何か仕返しでも?
そんなふうに考えた私は、携帯を手に取り、「なんだこれは」的な演技をした。男は無反応であった。ただの考え過ぎか。
携帯電話は、まだ開いていた図書館の受付に届けた。以上、オチのない落し物の話。

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昼ごろのこと。秦野駅前に、「自殺者を減らそう」というのぼりがたっていた。おじさんがビラを配っていたので、取ってみると、そこには「幸福の科学」と記されていた。宗教って、こんなふうに近づいてくるのか。