つの丸著『たいようのマキバオー1』(週刊プレイボーイ・コミックス、2007/8)

待望の続編は、期待を大きく上回る出来だ。
舞台は中央ではなく高知競馬。あの名馬そっくりの風貌をしたヒノデマキバオーは、半ば客集めの材料的な扱いを受けている。ファンといっしょに写真に写ったり、毎週レースに使われたり(このあたりはハルウララを思わせる)。そんななかでマキバオーと主戦騎手のハヤトがしょげずにがんばる様子が描かれる。
前作はミドリマキバオーの成長物語だったが、今回は馬の周辺にまで目が行き届いている印象を受ける。今後ストーリーがどのように進むのかわからないけど、前作の焼き直しにならないよう、著者にはお願いしたい。

高橋陽一著『キャプテン翼 GOLDEN-23 7』(YOUNG JUMP COMICS、2007/8)

読了。この漫画も、ゲームだけでなくもっとサッカーの周辺を描いてみたらいいと思うけどね。