岡山城


朝、5:30ごろ。真っくらで風情も何も、あったもんじゃない。しかも雨だ。写真を撮りたいので、ある門の下にて雨宿りをしながら、夜明けを待つ。
すると、階段をのぼってじいさんがやってきた。ホームレスだろうか。自分もちょっと雨宿りをさせてほしいという。別にこの場所をキープしていたわけじゃないし、どうぞ、である。
しばらくしたら、「兄ちゃん、これ食べるか」といって、パンを差し出してきた。きっと、私はひもじい人だと思われているんだろうなあ。パンはお断りする。ネットカフェで、がばがばとドリンクを飲んだから、おなかがすいていないのだ。
明るくなってきたのは、6:30ごろ。城のなかに入れば、高くて景色がいいのかもしれないけど、下から見てる分には、何の面白みもなかった。