雑記

あきらめるなんて簡単にいっちゃいけない。だってあきらめるっていうのは、明らかにするということなんだから。世の中に明らかなことなんて、ないわけでしょ。
…という言葉を最近よく思い出す。プレーオフ第1ステージ3回戦、ズレータに勝ち越し3ランを打たれて以後のライトスタンド。もう大多数の人が、意気消沈し、勝負をあきらめたように見えた。
私の頭のなかでも、「もうだめだ」と「いや、まだ大丈夫だ」という相反するふたつの考えがせめぎあう。そんなときに、「まだ大丈夫だ」という気持ちを勝たせ、必死に応援し続ける気力を持たせてくれたのが、冒頭の言葉だ。
きょうは授業の時間を勘違いしてしまい、気づけばもう遅刻という時間だった。いつもなら、きっぱりと授業に出るのをあきらめ、家で本を読もうかというところ。だけど、先生が遅れるかもしれないし、レジュメだけもらうことにも意味があるかもしれない。そう思わせてくれたのも冒頭の言葉。結局、授業はいつものようにつまらなかったが、なぜかまるですばらしいおこないをしたかのように気分はいい。