西武×楽天(12回戦、インボイスSEIBUドーム)

試合前に、また、筑波大学鈴木研究室のアンケート。「もう3回目です」というと、「あ、そうですか。では今回もやっていただけませんか」ときた。いや、やるのはいいんだけどさ、多くの人の意見を聞くべきじゃなかろうか。それにしても、何でいつも私は声をかけられるのだろう。
ライオンズ先発はグラマン。おっ、イーグルスの1番バッターが飯田だ。いつの間に1軍にあがっていたんだ?
その飯田にいきなりライト前ヒットを許す。これで、きょうのグラマンに不安を抱くが、その後大きくは崩れない。これは、投げ急いで、フォームが乱れることがなかったからだと思う。外野で見ながら、「グラマンって、こんな間合いを取るピッチャーだったっけ」と感じた。
楽天先発一場を攻略し、5-1とライオンズリードの6回表、グラマンが2アウト満塁としてしまい、押し出しで5-2。なおも満塁のピンチ。しかし、交代した山岸が粘る関川を退治。
その裏の攻撃には疑問が残る。ヒットとバントで1アウト2塁。ここで前の打席にヒットを打っている高木浩之をなぜか代えて水田。
伊東監督としては、水田がヒットを打ってくれれば勢いがつくし、凡退しても3点差ある、という気持ちだったのだろうか。結局この回は加点できず。
さきほど満塁のピンチをしのいで評価を上げた山岸だったが、次の回にはフェルナンデスに3ランを浴びる。5-5の同点。山崎武司も含めて、一発を気をつけなきゃいけないバッターだということは百も承知だろう。それでも打たれてしまう。しょうがないのかなあ。
8回、同点のマウンドには石井貴。あっさりと勝ち越しを許す。なんか、いつも打たれてる気がするんだけど。
1点を追う9回の裏。先頭の細川には当然代打。いろいろ選択肢はあるだろうけど、佐藤友亮。叩きつけるバッティングに相手のミスも重なり、0アウト2塁。水田はバントで1アウト3塁。
ここでバッターは福地。代打は考えにくい。犠牲フライがほしい場面で、思い切り振りぬこうという意識を持っていたから、満塁ホームランなんてのもあったし。結局、福地、片岡に託した同点への思いは砕かれゲームセット。イ6-ラ5。もう少しで4時間になろうかという長いゲームだった。