書店バイトの未来

三省堂の神田本店

よそのblogを読んで思ったことを。
以前、イトヤンの『ニート』って本が並んでるかどうか電話で聞いたことがある。単純な問い合わせのわりに時間がかかった記憶があるけど、用件を現場に伝えないようなところじゃないと思う。ちゃんと伝え聞いたにもかかわらず、雑誌担当がパニックになったのか、あるいは最初から丁寧に対応する気がなかったのではないかと考える。

いってることが伝わらない

この店員、わからないならわからないで、ほかの店員に代わってもよかったのでは。
私にも経験があるのだが、中学生のころ、連絡網で「自宅待機」といわれたのが、何回聞いてもわからなかった。で、しょうがなく親に代わってもらう。
なんでそんな簡単なフレーズが聞き取れなかったのだろうと不思議だ。けれど、まあ、そういうことってあるんじゃないだろうか。ない?

言葉遣い

読んだとき、うっわ、すごい店員がいるもんだなあと思ってしまった。けど、よく考えてみると、それもやむをえないのかもしれない。
書店って、忙しそうに見えるわりには、アルバイトの時給が安い。たぶん、このごろの出版不況が原因なのだろう。お金だけが目当てなら、コンビニで働いた方がまし。だから、当然のこと、すぐれた人材が集まらない。ちゃんとした研修がなければ、ひどいのがどんどんあふれるのも必然か。
いったい今後、書店はどうなってしまうのやら。嗚呼。