『リンダ リンダ リンダ』

基本的には王道をいく青春映画で、とてもよかった。進学校ゆえに、文化祭の思い出などまったくない私からすると、この映画で描かれている青春模様は、本当にうらやましい。
まず、ペ・ドゥナという韓国人を女子高生役で起用したアイデアがいいと思う。言語の疎通がうまくいかないことから、いろいろな笑いを生んでいる。
香椎由宇は、石田衣良著『東京DOLL』のカバーになっているのか(情報出所:ファンサイト)。彼女は、役柄ゆえにとても背が高い印象を受けたが、検索してみたら、ペ・ドゥナのほうがはるかに高かったのには驚いた。あと、(ペ・ドゥナの)年齢にもびっくりした。20代半ばにもなって、高校生役がはまるというのもすごい。そんなとこかな。夏休みを退屈に過ごしている私みたいな大学生におすすめの1本。
余談だけど、special thanksのところで、イノマーの名前があった。どんなふうに協力したんだろ。そういえば、最近イノマーのblogで、パトロール中って書いてある自転車に乗ってるおばちゃんのほうが危ない、みたいなことが書かれていたが、まったく同感だ。