岡崎玲子著『レイコ@チョート校 アメリカ東部名門プレップスクールの16歳』(集英社新書)

著者は、中学3年の時にアメリカの名門プレップスクール進学校)であるチョート校の存在を知り、入学を果たす。本書はそこで充実した1年間を過ごした記録になっている。2001年11月第1刷発行だから、ちょうど3年前に出た本だ。
内容は日記みたいなもの。だけど、これほど面白く読めるのは、書いてあるのが私にとって未知の世界だからなんだろうな。
この間、岡崎玲子早稲田大学法学部在学中という噂がある、と書いたけど、googleから「岡崎玲子」+「早稲田」で検索してきた人がいたおかげで、真相がわかった。
http://homepage2.nifty.com/otani-office/kuroda/index.html
http://homepage2.nifty.com/otani-office/nikkan/n040817.html
ほぼ同一内容の確実なソース。現在1年生か。
またこのことは同時に、『青春と読書』12月号の重松清×岡崎玲子対談における以下のリード文が間違いであることを意味する。

11月に「集英社新書」は5周年を迎えた。この節目に合わせて、重松清さんの『スポーツ…(略)』も刊行された。岡崎さんは2周年の時にデビューしている。だから、新書でいうと3年先輩。接点はそれだけ。(以下略)

早稲田の先輩後輩というのは、十分に接点といえるんじゃないかと思う。
あと、私が購入したものは初版本なんだけど、元帯ではないみたい。先にあげた対談中

重松 たしかに、1作目の初版オビがスゴイよね。「16歳の女子高生が新書デビュー!名門校の実態とは?」。読み方によっては、かなりキワモノ。さすが、集英社(笑)。

とあるけど、私の持っているものは「女子高生が描いた米国名門プレップスクールの真実。」という文言だから。確かに本やタウンや、楽天ブックスで検索かけると、本の帯は、上で重松清がいってるものになっている。使われている著者の写真は同じだけど。